核兵器禁止条約

米、核禁止会合の欠席要求 日本など同盟国へメール
(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017070601001789.html)

北朝鮮の金正恩が言っていることで、一つだけ筋が通ると思うことがある。
「それは、アメリカが核を持っていいなら我々(北朝鮮)だって持つ権利がある」という主張で、自衛権はどの国にも平等だと思う。その「自衛の内容」は、国家によって、お前はこれはいい、これはダメという差があってはならないはずだと私は考える。

だから、北朝鮮を黙らせようと思うならば、一番効果的な手段の一つとして「アメリカ自身が非核化を宣言し、推進する」ことだと私は思っている。残念なことに、日本政府は北朝鮮の言葉を借りるならば「アメリカの傀儡」だから、反対した。実際に、惨め以外の何物でもないと私は思う。
戦後ずっと、アメリカの100%従属になることだけは注意深く避けながら、微妙な外交を日本はやって来たと思うんだけれど、安倍政権になって一気に落ちた。

日本の立場は「段階的に進めるべきだ」らしいが、言ってみれば、僕の禁煙で、これから少しずつ、2年ごとに一日あたり1本減らすペースでやめていきますね、ってな感じかな。つまり、今一日平均20本だから、2年後には一日平均19本、10年後には一日平均15本、40年後には完全にやめます、っていう感じ。あ、これならできそうと、思うから「いいね」なんだろうなぁ・・・それでもできないかも知れないし。一気に全部やめるなんて選択肢、絶対に取りたくないし、一気にやめた方が禁煙の可能性が高いなんてニュースは、フェイクに決まってる!これが本音だけれど。(墓穴を掘るから、この比喩はもうやめよう。全然いい例えじゃない。)

ただ、中国は「棄権」に回ったと記憶しているんだが、検索したら見つかったのが赤旗のページだけだった。

核兵器禁止条約 国連で交渉へ/決議賛成123、日本は反対/第1委 米国など核保有国に同調2016年10月29日(土)
(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-29/2016102901_01_1.html)

日本がポーズを取るために(?)代案として(?)出していた「核兵器廃絶決議案」の方は、中国は反対だけども、こちらばかりが引用されているみたい。ネットの情報は取捨選択が難しい。

我が国核兵器廃絶決議案の国連総会第一委員会での採択について(外務大臣談話)平成28年10月28日
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_002466.html)

「自分が相手よりも優位にたつ」ことが「核」を持ちたい理由だと思う。ということが、金正恩に「核を持っていれば、他国よりも優位に立てる」という錯覚を与えているようだ。そして、結局アメリカも、ロシアも、明らかにその「優位性」を手離そうとしていない、日本もそれに加担しているということになるんだろうか。

かろうじて、僕は個人的には、中国が「核兵器禁止条約」に棄権したあたりに、中国が軍部と一体化ではない「良心のかけら」みたいなものを感じているんだけれども、気のせいかなぁ。あ、いや、ナンバー3のポジションだから、上のナンバー1とナンバー2が消えてくれたら嬉しいけど、って、そっちの方かしら。

いずれにせよ、「核をなくそう」なんて発想を持ってる大国は一つもない、ということは確かで、アメリカもそういう意味では北朝鮮と同じ次元だと、改めて認識した。

なんだったかなぁ、僕、これは好きです。

Uncle Ben: Remember, with great power comes great responsibility.
(http://www.imdb.com/title/tt0145487/quotes)

責任がある、ということは、その圧倒する力で、世界中の紛争を止めてくれと、思うんだけれども、それが無理なら、せめて、米ロが「代理戦争」をけしかける(わざわざ、シリアだの、他の中東だの、朝鮮半島だの、アフリカだので、現地の傀儡に戦争をさせる)んじゃなくて、自分たちが直接本土を決戦場にして決着をつける、せめてせめて、そうしてくれと思う。
同じことは、今後は中国などにも言えるのかも知れない。
北朝鮮なんか、ある意味で偉大な国だと思うな。自国の消滅すら厭わずに、核兵器の存在の是非を世界に突きつけている。なんと偉大な自己犠牲の精神なんだと、賞賛したい。

いずれにせよ、昨今の言動を見ていると、中国もロシアも、アメリカも、great powerとは程遠いと思った。

ただ、プーチンさんも、習近平さんも、トランプさんも、「情報」には敏感だから、(フェイクだ、フェイクだって大騒ぎしているのは、逆に気にしている証拠で、)一般市民レベルで、あるいは中国のネチズンとかも、核兵器がどんな結果をもたらすかを知ったなら、「核兵器禁止」の声を出して、集めて、英語、ロシア語、中国語に翻訳してネットに流していけば、いつか、どこかで風向きが変わると信じたい。

日本の安倍さんは、日本人がなんとかしたいと思ったらなんとかするし、誰もなんとかしたいと思わないなら、ずっとこのままだろうし、それは日本の問題だけれど。

今日は、順番を変えて見た。朝一番でこういうことを書いてしまって、あとは仕事に専念する。気になることは先に片付けて、もうこの話題は忘れる!

散歩して、景色を眺めて、頭を切り替えてから、2か月前にフリーズさせた状態遷移図の続きを書こう!