再び、核兵器禁止条約

今度こそ、ネットサーフィン病から抜け出して、「卒業」して、プログラミングの本業回帰できそうな・・・「これが最後」的な話題にしたい。なってくれたらいいな。いや、そうする。

2ヶ月前の脱線の発端は北朝鮮がらみのニュース。その後、なぜか嫌韓サイトをしばしば目にするようになり、今度は軍事ニュースの話題に。

インドネシアが韓国に潜水艦を発注して、なんとかという動画(YouTube)を見た。で、安倍総理が武器輸出三原則を強引に改めて輸出したかったのは、オーストラリア向けの潜水艦だったか。でも、武器輸出で儲けなくたって、いいじゃん、と私は言いたい。
日本製が優れている?いや、日本の海上自衛隊の評価の場合には、潜水艦も優れているんだろうけれども、潜水艦乗りの性能が高いって方が、要因としては大きいんじゃないかな、という気がするんだが・・・青年海外協力隊でパプアニューギニアに派遣された同期の隊員に、潜水艦乗り上がりがいたので、ちょっとヨイショしてみました。彼に潜水艦の話をあれこれ聞くと、肝心なところで「それは機密事項」とかいう返事が返ってくる。石頭め。でもまぁ、その方が安心だけれど。

で、潜水艦を装備したいオーストラリアの「仮想敵国」はインドネシアらしい?インドネシアは?フィリピンか?どこなんだろう。オーストラリア?
インドネシアにも、オーストラリアも、数週間バックパッカー的な旅行をさせてもらったけれども・・・
この辺の「仮想敵国」っていう発想は、一般市民レベルの感覚と、軍関係とでは乖離しているような気がする。
およそ、どちらも相手国の領土に「領土的な野心」を持っているとはとても思えなかったのに。

日本の場合の「仮想敵国」は、今は、言うまでもなく北朝鮮だろうな。というよりも、ミサイル攻撃すると明言しているから、もはや「仮想」ではないのかも知れない。ただ、元々の想定としては、中国やロシアであるのかも知れない。
中国の拡大主義や、ロシアの南下政策は、やはりあちこちのニュースからは「現実的な脅威」だとすると「仮想敵国」という言葉は「脅威」と言い換えてもいいんだろうか。

決して、友好的なムードを壊したくて書いている訳じゃないので、誤解しないで欲しいが。それでも、現実問題として尖閣諸島では何度となく、インシデントは発生している。

この「仮想敵国」って言うのは、なんなんだろうか。結局、軍隊を一定の水準に維持しなければ「不安」でならない、と言うことなんだろうか。現実問題としてブータンでは、

中国ブータン紛争地問題 インドも中国に懸念表明
(http://www.sankei.com/smp/world/news/170630/wor1706300071-s1.html)

中国軍がブータン王国に領土侵略中!
https://ameblo.jp/djdjgira/entry-11566078417.html

ということになっていて、ここではインドなり、周辺国なりが中国にクレームをつける以外に方策がないのか。

それこそ、こういう場合にこそ国連が介入すべきじゃないのか、と思ったのだが。というよりも、第二次世界大戦の戦勝国が、戦勝国の利益のために動くのではなく、「軍事力なんかに予算をつぎ込みたくない、衣食住や、教育、医療、雇用に予算をつぎ込みたい国々」を守るために、国連は動くべきなんじゃないか、という気がする。

ブータン政府は、国連とかに何か働きかけをしたのか?何も働きかけがなければ、国連は動かない?付け届けとか袖の下が必要?まさかね。何も働きかけをしていないとしたら、どうせ動いてはくれないと思っているから?

そう考えると、「核兵器禁止条約」→「兵器禁止条約」なんてな流れにならないもんだろうか。そして、いつかは戦争がない世界に・・・

なんていう「議論」が空論にしか思えない「北」の現状。ただ、むしろ、「北」があんな状態だからこそ、より一層国連などでの「大国ではない、多くの国々」の声が大切になるんじゃないかと思える。核を持たない国がどうやって自分たちを守るか。今回の「核兵器禁止条約」に賛成した多くの国が、具体的に「核を保有する国、核を保有しようとする国」に対抗できるか。

核を持っていたからって、アメリカが全然北朝鮮に対して「安心」できていない現状を見れば、持ったって無駄だってことがこれほどわかりやすい実例はないような気もするのだけれど、違ってるだろうか?相手が持っていたら、むしろ自分が持っているからこそ、核の傘に入っているからこそ、北朝鮮の場合には「危機感」を持たざるを得なくなる。違うだろうか?持っていたから良かった、なんていう話がどこからも聞こえてこない。日本はアメリカの核の傘に入っているから、北に対しても安心だ、なんていう話も、全く聞こえてこない。

例えば、北朝鮮のように「核」を持って(持とうとして)アメリカを脅迫している国がある。考え方として、今は脅迫されているのがアメリカや日本だけれども、「次は自分たちかも知れない」と考え、共通の「仮想敵国」として捉え、そこで「具体的な制裁手段」を実装していくことが大切なのかも知れない。そこに至らなければ、核の傘に入らない国が自分たちを守ることが困難になる。はずだと、思うのだけれども。

それならば、どんな「具体的な対応措置」が可能となるか。それを考えて、それを実装する上で、絶好の教材が北朝鮮だ、という考え方も成り立つんじゃなかろうか。今、北朝鮮に対して、世界がどういう対応を取れば、「アメリカの次は自分たち」という想定の下で北朝鮮を封じ込めるか。対中国で考えるならば、「ブータンの次は自分たち」と考えてもいいのかも知れない。そうなると、まずは軽めに「非難決議」になるのか。次は、経済封鎖になるのか。一切、モノを売らない、買わない。貿易の禁止措置。そして、金融封鎖措置。アメリカだけではなく、「対抗措置」を取る世界の国々が、北朝鮮関係者の銀行口座などを凍結すれば、「北朝鮮の資金源」というよりも、「金正恩の個人資金源」を封じるために、かなり有効な手段となる気がする。
というのは、北朝鮮の場合、いくら「北朝鮮」という国家に対して経済封鎖を実施しても、ミサイル開発などの大半は非合法ビジネスなどを中心として蓄積した金正恩の(あるいは父親からの)個人資産が出どころで、あまり効果が見られないのはそのためだ、とするスマホ配信のニュースを読んだのだけれども、PCで探したら、見つからなかった。代わりに引用するページは、ちょっと論点がずれているかも知れないけれども・・・

経済制裁をすり抜けてミサイル開発資金を確保する北朝鮮
https://www.businessinsider.jp/post-1744

金正恩が、今回の「核開発」後の「落とし所」を考えて動いているとは、到底思えない。かなり衝動的に動いているような気がする。そもそも、最初から「世界と向き合う」ことなど考えていないから、ただのチキンゲームにしかなり得ていない。中国やロシアは、そこまで見抜いた上で「なだめて、引き戻そう」としているのかも知れないけれども、無駄な努力だという気がする。このまま「生き延びた」なら、次は、アメリカ以外の核を持たない国に対しても、核で脅迫して武器の貿易を迫るなどという手段に出ることも想定すべきだと私は思う。
だからこそ、今回「核兵器禁止条約」に賛成した全世界の多くの国々の方々に、「北朝鮮の脅威」を共有してもらい、それでは、「核を持たない国」が連携して、「核を持って脅そうとしている国」(北朝鮮)をどうコントロールするか、具体的な「Action Plan」を組んで、核を持たない国の結束力で、核を持とうとしてしている国に勝利する「前例」を作って欲しいと思う。今のままでは、アメリカ単独では勝利できない可能性が高い。というよりも、数万人の米兵が攻撃に晒されて亡くなったなら、仮に北朝鮮を消滅させても、アメリカはそれを「勝利」とは呼ばないと思う。それは日本も同じで、何発もミサイルを落とされたり、ましてや核など落とされたなら、(いや、核の傘に入っていたって、何の役にも立たなかったという前例にされるなど、真っ平御免だし、)またしても「唯一の被爆国」であり続けるのも、御免こうむりたい。

むしろ、哀願に近いかも知れない。アメリカや日本を助けると思って、例えば、潜水艦を買うだけでも資金調達に四苦八苦しているような多くの国々が結束して、北朝鮮との貿易を完全に止めてくれたなら、こんなありがたいことはない。おそらく、北朝鮮の暴走を止める最大の鍵は、北朝鮮との貿易を続けている多くの国家群が握っている。アメリカでも日本でもないと思う。

そうした「抑止力」は、形を変えて、中国に働かせれば、ブータンを救うことにもなるかも知れない。ロシアに働かせれば、ウクライナを救うことになるかも知れない。結束するために必要な「情報発信能力」を国家が持つためには、潜水艦を買うほどの予算は必要ない。「安全保障」の形を変えるべきなのだと、私は思う。

もし、軍事力だけに頼るとするなら?
弾道ミサイルを迎撃するなら、それこそ、レールガンか何かで、ファランクス並みに大気圏外まで連射で砲弾を届かせる、なんていうことになり、いや、今の北朝鮮の危機に本気で軍事力だけで対応するなら、アメリカも日本も、技術だけに頼って突っ走るなら、結構行けるところまで行くんじゃないかということは考える。きっと、ISBMの発射実験をもうあと数回繰り返すまでは、日本への直接攻撃はないと思うが、アメリカに間違いなく届かせる自信がついた段階で、次のステップに入って、見せしめとして日本に先制攻撃、というシナリオは、可能性は低くても、一応は考えておくべきのような気がする。で、そうなるまでどれだけ時間が稼げるか、最短でも1年程度はかかるとしても、ただ、どう考えても「新技術」が現実のミサイル防衛に使えるまで完成度が高くなるとは思えないから、きっと、必死で開発しても間に合わない。話がそれた。

失礼な言い方だけれども、小国や発展途上国が「外国からの侵略」に武力で備えるとしたなら、通常の火器を買い揃えたり、戦車などを購入するだけでも大変なのに、海洋国なら潜水艦も必要だとかなるんだろうか。一体、軍事予算にどの程度費やせるか、時には借款なんかも考えながら、軍の装備を整備していく、っていうことになるんだろうか。

「もしかしたら、あの国が攻めてくるかも知れないから、借款しても戦車を買おう、でも、あの国がミサイルを買っちゃったら、ミサイル防衛システムなんて、とても買えないよなぁ、そうなったら諦めよう。いや、そんなことはないと信じよう」というあたりに落ち着くんじゃなかろうか。軍備だけで国を守ろうとしたって、上限がない。中途半端な装備だけ借金して買って、それ以上の武装を諦めるなら、最初から隣国とは、宗教が違おうが、部族が違おうが、今現在国境線でもめていようが、何があっても戦争にはならないように、軍備に頼らずに済むように(必要最低限の)友好関係を築いておくべきだし、一部の例外を除く大半の国がそうしているんじゃなかろうか。だったら、そもそも、最初から「核兵器禁止」ばかりではなく、いつかは「兵器禁止」を実現するように考えて、そのための環境を整備すべきじゃないかと思う。

万が一、金正恩みたいなのが隣国の国家元首になっちゃった時の保険として、国連などを通じて「一致結束して」危機を回避し、相手の動きを封じて「核兵器禁止条約」に実効性を持たせるための具体的な手段を構築しておくべきなんじゃないか、と思う。そして、今回の北朝鮮の場合には、北朝鮮との武器貿易やら、あらゆる貿易を禁止し、あるいは、次の段階では、それこそ朝鮮料理の冷麺なんかを提供してくれるようなお店に至るまで、全世界で北朝鮮関連の個人などの資金凍結を行う、ということが、効果的になるんだろうと思う。

なんてね、思う存分、屁理屈を並べてみた。要するに、日本を助けてください、ってな話題です。

今回「核兵器禁止条約」に賛成した多くの国々のみなさん、アメリカや日本を救うためだと思って、また、「核の傘なんかよりも、核兵器禁止条約の方がよほど効力があるでしょ」ってなところを見せつけるためにも、「対北朝鮮」で成果を出して欲しい、という話でした。

なんとか、お願いしたい。いや、お願いします。うまく功を奏したら、どれほどアメリカや日本を見下して、上から目線で「それみたことか」と発言されても、きっと日本政府も、アメリカ政府も、何も反論できないと私は思う。

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