穴子のお刺身

http://anataro.jp/index.html
初代あな太朗 – あなごの「さしみ」食べたことありますか?

取引先の関係で(って言うか、接待?で)穴子料理をご馳走になった。

「あなご」の刺身、は、初体験。今日は、穴子の「フルコース」を堪能させてもらった。
あなごの五段階活用か。そのエントリーが「お刺身」

食感でいうとフグかなと思う。嘘〜という人は、とにかく食べてから突っ込んでください。本当に最初の食感はふぐ刺し。ところが、しばらく噛んでいると、じわ〜っと甘みが出てくる。あれ、これって「えんがわ」だったっけか、という感じの旨味。つまり、フグの食感と、えんがわの旨味の両方を楽しめる。

何であなごの「さしみ」が珍しいか。ってな話になると、小骨の多さが問題らしい。板さんにとっては手間がかかるから、面倒らしいけれども、使っているのは江戸前の穴子ではなく、築地から仕入れた対馬産のあなごらしくて、大きさにこだわって、小骨が「ない」穴子を使っているとのこと。関西の「はも」なんかも似た感じはあるけれども、食べる際に小骨が気にならないのは、何と言っても気楽ですね。「魚」を食べる面倒くささがない。そして、ちょっと書いたけれども生のハモと違って、噛んでいるうちに「えんがわ」っぽくなる。楽しめます。

そして、最初のお飲物は「とりあえず」の生ビール。

次にいただいたのは、定番の煮あなご。こちらは、割とよく知っている食感と、味わい。うなぎの蒲焼なんかで馴染みの味に近いんだけれども、微妙にうなぎのような脂っこさがなく、確か、カロリー的にはうなぎよりも低くて、ヘルシー。女性もカロリーは気にするらしいけれども、僕みたいに下っ腹の皮下脂肪を気にしているサラリーマンのオヤジ連中にもお勧めかも知れない。ここは、定番の味わいでした。

で、そろそろ、本腰入れての「飲み」モード。ちょっと珍しいところで、「農林二号」の芋を使ったという「薩摩維新」という焼酎を、ロックでいただいた。癖のない、スッキリした味わいかな、と思った。

三品目でいただいたのは、「炙りあなご」。これって、大将の、「あな太朗」のオリジナルらしくて、白焼きほど火は通っていない分、ちょっと刺身の面影を残しつつ、これはふぐよりも「えんがわ」に近かったかな?とにかく旨味が滲み出てくる。大将のお勧めで、明太子(だったかな)を添えて頂いた。透明感を微妙に残した白さに旨味が凝縮された感じで、ザ日本食ってな感じの美味しさが良い。こちらは、噛まなくても舌で押しつぶして、歯が弱くても舌で堪能できる感じだった。

で、「飲みモードの」スイッチが入った僕が、次に頂いたのは「明石の地ウィスキーのハイボール」でした。こちらも、今回は「上品な感じ」尽くし、っていう舌触りで、ウィスキーの香りを楽しみつつ、さらっと頂いて、お代わりしてしまった。

次のあなごは、あなご白焼き。何に例えたらいいんかなぁ。ほくほくした食感はうなぎでよく知っている感じながら、あれから脂っこさをきれいに抜いて、軽やかな感じ。かなりヘルシーな感じで、ダイエット中の私も「今日は、まとめてタンパク源を摂るぞ!」ってな感じで、ダイエットも気にせず、軽快に味わあせてもらいました。

これでね、都内でなくて地元だったら、間違いなく日本酒の冷やにいってる。獺祭(だっさい)あります。久保田あります。山形の正宗あります。いや、僕はそんなに舌が鋭くないから、それぞれの味わいは説明できない、ってか、今回は日本酒は飲んでない。(都内で日本酒の冷やを飲んじゃうと、家にたどり着くまでがサバイバルモードになっちゃうもんで、「終点小川町」から折り返して、「川越市止まりです。お降りのお客様は」ってなっちゃったら、目も当てられない。ってな訳で、日本酒の冷やはパス。)あ、それで「明石の地ウィスキーのハイボール」をお代わりしたんだっけ。

あなごの五段活用(僕が勝手に言ってるだけ)の最後は、あなご天ぷら。こちらも、煮あなご同様に、結構定番かも知れない。これは、抹茶塩かな?わさび塩かな?でいただきました。(全然違うやろ、舌でわからんかったんかい、と言われそうだけれども、同時並行で仕事の話もしていたもんで・・・)料理法が違うと、飽きがこない。

そう、これ以上飲んじゃうと、こうやってキーボードを叩くのはシンドくなる。っていうか、仕事がらみの話題を、記憶の中で再生できなくなっちゃうから、お酒はハイボールの三杯目が「仕上げ」で、タイミング的には食う方も結構いっていたんだけれども、このお店、「あな太朗」には別の楽しみ方がありました。

実は大将、大分県のご出身らしく、お店の看板は「あなご料理」でありながら、並べて「大分料理」掲げてる。その目玉が、豊後牛の「阿蘇山溶岩焼き」。この豊後牛もしつこい脂っこさがなくて、やはり上品な旨さっていうのかな、付け合わせの野菜、シイタケなんかと一緒に、楽しませてもらいました。

で、ここで、マスターからの「差し入れ」ってな具合で、さらに豊後鳥も溶岩焼きでいただいた。
東国原さんが盛んに宣伝している宮崎地鶏は、実は味わったことがない。僕にとっては九州の鶏さんのデビューかな。(っていうか、そもそもがグルメとは無縁ですから・・・)

もう、そろそろ、ってところで、取引先さんから「〆にあなご丼はいかがですか?」とか勧めて頂いたけれども、ごめんなさい、僕は今炭水化物を絞っているので、丼ものは結構です、という残念な辞退をさせていただいた。

あ、そうだった。鶏に行く前に、もう一つ珍しいものをいただいた。あなごのユッケ。これ、結構ニンニクがきついんで、昼間は絶対に無理だろうな、夜でも、食べた後の「ご予定」のある方には、匂いがキツいかも知れない。でも、スタミナは絶対につきそうで、良質のタンパクをたっぷりいただいたトドメで、これこそ、ご飯に合いそうな気がした。今日は木曜日だけれども、明日が土曜日とかお休みだったとしたら、ハーフマラソンを行けちゃいそうなくらい、アスリート向けのコースだったかも知れない。
あ、いや、僕は決してアスリート体型じゃなくて、アスリートに憧れている万年ブービーの、元陸上部ですが・・・。ハーフマラソン、たぶん3時間は切る自信があるけれども、2時間半くらいはかかっちゃうだろうな。だけれど、すぐにも走り出せそうなくらい、ガッツリとタンパク源を補給させていただいた。

実は、お店を立ち上げる際に、ファンドライジングで紹介させていただいたんだけれども、その時はまだ実食していなかった。なので、何も書きようがなかった。でもね、一度実食すれば、こうやって書ける。嘘は嫌い。正直な感想。
本当なら、写真をあちこちに入れたらいいんだけれども、写真については、お店のサイトと、「食べログ」でご覧ください。SE(システムエンジニア)仲間が立ち上げたお店。「接待」っていうのはあまり好きじゃないけれども、親交を深める目的での会食なんかならば、僕もいずれは使わせていただくかな、と思いました。言葉でしか表現できないけれども、上記の「飲み食い」をさせてもらって(ご主人からの差し入れもあったけれど、)、一人前8000円ちょっとの支払い金額でした。で、その仲間のSEさんに、完全にご馳走になりました。

あなごのコース料理の面白さ、は、実食していただいたなら、きっとわかってもらえると、僕も今日思ったのだけれども、珍しいですからね。ここの大将が浅草でお店を出していた時は、「ぶらり途中下車の旅」で取材があって、その直後から行列ができるようになったらしい。そのお店を後進に譲って、大将ご自身はこちらに移った次第。だから、一度でもマスメディアで紹介してもらったなら、行列ができるのは間違いないと思う。そういう感じのお店です。(行列ができるようになる前に、是非一度いかがですか?)

味覚音痴の僕が、こんな食レポを書いたりして、逆効果になったら嫌だな、と思うけれども、拙いながら書いてみました。しかも、上述の通り飲みまくって、帰りのTJライナーの車中で一気に書き上げたページ。裏目に出ないことを切に願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です