花ミョウガ

ふと見たら、家の周囲のあちこちで雑草が幅を効かせている。それに気づいたのが先週。少しずつ草むしりをして、ようやっと今日終わった。ちょっとしたご褒美があった。

思えば、今年3月頃から体調を崩し、庭も完全放置。5月頃は最悪で、授業は一度も休まなかったものの、3週間ほどはかなりのハスキーボイスで授業をしていた。肺を痛めたその後は、ちょっと無理して梅の実を採取した際に三脚から落ちて、頸椎を痛めた、かと思った。(おそらくは、ほんの数十秒〜数分間程度だったと思うけれども、一度は両足の感覚がなくなり、やっちまった、健常者人生は終わったかも、とも思った。)二ヶ月が経って、この間整形外科で「経過観察は、もう終わっても、大丈夫でしょう」とのご判断をいただいて、5ヶ月ほど止めていたジョギングを再開したいと思った。(それなのに、この気温!)家の周囲の草むしりだとか、体を動かす作業を、やっとできるようにもなった。

少しずつ作業していって、最後は家の裏の、日当たりのあまり良くない、母屋と塀との間の幅2mほどの隙間。放ったらかしなんだが、完全に放置するとドクダミのジャングルになるので、ドクダミだけにはご遠慮いただくようにムシっていると、春は蕗、夏はミョウガのジャングルになる。それ以外の雑草も相当にムシったが、よく見るとミョウガが大量に蕾を出している。そうして収穫したのが、冒頭の写真。

千葉の大学で専任教員をやっていた時の、直属の上司、E先生が「ミョウガは大好物」とかおっしゃっていたので、当時だったらお持ちしたんだけれども。収穫して、こうして綺麗に洗ってみて、さてどうしようかと、悩むことしきり。

夫婦喧嘩のタネになるので、嫁には内緒。「こんな面倒な、どう処理したらいいかわからないものを、押し付けないで!」という、思いっきり迷惑そうな顔を、何度されたことか。梅、ゆず、フキ、三つ葉、イチゴ、そしてミョウガ、ことごとく喧嘩の原因。よく洗ってあって、ビニールパックに入っていないものは、食べ物ではないと思っている節がある。土がついたままのイチゴを見せたら、以前だったら絶対に食べなかった。梅やゆず、人に分けるなら、一つずつ丁寧に綺麗に磨いてからでないと、差し上げるのは失礼だと、これだけは絶対に曲げない。だから、ものすごく手間をかけている。僕が、「ざっと汚れを落とす程度で、後は一言添えればいいだけじゃない?」と、いくら言っても聞いてはもらえない。いや、僕の方が間違ってる?スーパーで売られている果物とか、あれ、全部、一つずつ一個1分とかかけて磨いてから売ってる?梅も、ゆずも、収穫するのを止めようかと、毎年悩む。毎年大騒ぎ。喧嘩腰。ざっと汚れを落として、そのまま分けたい私。全部磨くと言って聞かない嫁。豊作の年は、思いっきり険悪な空気になる。

ただ、フキも、ミョウガも、嫁は食べ物だと認識していないから、嫁を迂回すれば一切問題は起きない。

大した量じゃない。料理好きの知り合いっていうと、親戚筋のKさんと、後はEさんか。全部持っていって、使いたい程度の量をお取りいただくとして、自分でも少しググって、楽しんでみようと思う。(仕事に支障がない程度に・・・)