笑いの健康効果

NHKの朝ドラの後、いきなり大喜利の予告が始まった。

ラジオの「すっぴん」とテレビ「朝イチ」のコラボ?なんだか乗せられてしまった感があるけれども、乗った!笑いの健康効果。

思えば、僕は査読のある論文は一本も書いてない。「論文」的な書き方でまとめた、ほぼ「最後」かな。pdfファイルです。ファイル名に日本語が使われているので、環境によってはうまく開けるか・・・WORDにはめ込んだ「図」が一つ、壊れていた。オリジナルのWORD文書は・・・探せばどこかにあると思うけれども。

電気学会原稿060714-3

要点は二つ。心拍変動の周波数解析で、HFとLFの比を求めるやり方で、交感神経の働きと副交感神経の働きを指標化。笑い刺激の最中は「交感神経」が活発になり、その直後、リバウンドがかかるように副交感神経が活性化する。以上。データを使って長々と書いていますが・・・

日本ME学会(日本生体医工学会)のポスターセッションで発表した時は、「笑いが交感神経刺激ですか?笑える研究ですね。」などというコメントも頂いたけれども、だってデータがそうなってるんだから。笑いは基本的に気持ちを「攻撃的」にすると思う。ストレスや病気に対して。その反動で副交感が活性化する、と自分は考えている。

唯一の国際学会は、シカゴのIEEE。立ち見が出た。心臓発作の予知・監視・通報システムの研究。1998年だったかなぁ。
そうだった。初めてで唯一の国際学会発表で、笑いをとった。「転倒のデータはどうやってとったんですか?」「学生にヘルメットをかぶらせ、床にマットレスを敷いて、倒れてもらいました。嫌がってましたけど。」生活動作のモニターのうち、「転倒」くらい簡単なデータはない。受け身を取っても2Gとか3Gがかかる。振り切れるからすぐにわかる。心臓発作にしても、突発性の重篤な症状は負荷応答だと自分は考える。

ただ、僕はもうIEEEは退会しようと決めた。多分もう、学会発表をするような状況にはならない。AAAS(サイエンス誌)の会員も退会する。生活を立て直すのが精一杯。心臓発作の予知も、笑いの研究も、ITCの教育応用も、世間ではもう僕の先を行ってる気がするし、リタイアするのにはいい頃かな。日本生体医工学会も、次は更新しないと思う。

一番身近な人に何か相談をすると、1秒以内に「そんなの絶対ダメ」「何でそんなこと言うの?」「何言ってんの?」「無理無理無理」などなどの返事が返ってくる。その辺の押し問答をもう何十回と繰り返した今、ちょっと疲れたというか、研究なんてできる環境じゃないことは痛感した。大学ですら、科研費の申請を「悪いことをするに決まってる」とか言って兼業届の書類を「不受理」にして来たし。人生、切り捨てることも大事。心臓発作の予知、だけは、形にしたかったけれど。どなたかに託したい。

僕を、うまい具合に「乗せて」、マネージして、そこそこ金も儲けられるように使いこなしてくれる相棒が、この辺の研究分野でも欲しかった気がするけれども、難しいですね。株式会社のジーエムエスの林さん。まさしくそういう方だったのだけれども、当時の僕は、盗聴と盗撮でメンタル的にかなり潰れていた。
基本的に僕自身は、信頼できる人には、従順についていく「性格」も持っているつもりなんだけれども。大学でも、7年くらいだったかな、直属の上司だった江木先生には(きっと、使いにくい部下だったに違いないけれども)きっちり仕事はこなしたつもり、だった。人生って、パートナー探しはとても大事ですね。

いつかまた、医療分野にも戻りたいけれども、当面僕は製造業関連の仕事に特化して生活を立て直そうと今は思っている。30年以上、1984年から日本生体医工学会の会員だったけれども、ケジメをつける意味で、学会関係は全部やめようと決めた。

なんだか、遺言だ。「笑いの健康効果」は「笑える研究」だそうだけれども、一応データは出ているので、ご参考までに。