ディープ・ラーニング

疲れた。帰って来て、テレビのチャンネルをあちこち見ていたら、NHK教育でAIの自動運転技術の話をやってた。
学術的な根拠のある話題ではないけれども、直感的に、Hidden Layerの学習をブラックボックスにしてAIを学習させた場合、不適切な例えとは思いつつ、ハインリッヒの法則の「1:29:300」の「1」のケースが、とんでもない場面で発現して大事故につながる、ということは起きうる気がする。AIに任せてしまえば、確かに、経験則で何でもかんでも「学習」はしてくれると思うけれども、それは生物の持つ「知能」の発達プロセスとは全く異なる、という点だけは、理解、というよりも、覚悟しておく必要があると思う。
「機械学習」の「安易さ」に頼りすぎて、危険性を認知できる技術者がいないんじゃないか、とも思っている。

個体発生は系統発生を繰り返す。人間の脳も、顔だとか複雑な図形、道路への飛び出しの予測まで認識する過程で、単に明暗を認識するだけの原虫の脳、から、対象物を認識できる哺乳動物の脳に至るまで、それらの「学習」プロセスを、乳幼児の時期から一気に辿って、Hidden Layerというべき部分の学習を行い、そこに基づいて、図形認識、空間認識、行動認知を行なっている、と私は考える。ずいぶん昔、何かの本で読んだ。そんな研究があったはず、だと理解している。
人間の脳の「知的認識能力」も、極めて原始的な防衛本能から、高度に「人間らしい」相手を理解する能力に至るまで、成長のプロセスで積み上がっていくのではないかと思う。
つまり、人工知能に「人間らしい働き」をさせるためには、結局は「人間」が乳幼児期から学習するプロセスの、段階的理解を辿らせなければ、最終的に人間を置換する働きはさせられない。表面的にあたかも人間のような「判断」をさせられたとしても、中間プロセスの「判断」では、動物が長い年月をかけて脳に習得させて来た「認知能力」とは似ても似つかない経過を経ていて、それが、レアケースでとんでもない「大事故」を引き起こすリスクは持っていると思う。

先を急ぎすぎている。Deep LearningのDeepの部分、Hidden Layerのきちんとした意味づけを省いた場合には、人間の判断とは似ても似つかない「結論」をAIに突きつけられるリスクは、覚悟すべきだと思う。
なんてことを書いても、「産業界」は「結果優先」だから、事故が起きなきゃ見直しはしないんだろうなぁ。原発なんて、福島で未だに「居住制限」があるような事故が起きているのに、「想定外の事故は起きない」なんていう意味不明の説明がまかり通っている。「想定」できないから「想定外」なんだろうに。「想定外のことは想定していません。」そりゃ、当たり前だ。「知らない人は、誰一人として知らない。知っている人は、誰もが知っている。どうだ、参ったか!」みたいな議論で・・・はい、論理的には極めて正しいです。参りました。

実は今日、久々に法政の講師室で、サイエンスライターの内村先生と世間話をさせていただいた。今日は昼飯に、コンビニのペペロンチーノを買って講師室に持ち込んで、奥の部屋でこっそり食べたつもりが、なんとなく匂いが充満してしまって、ごめんなさいを連発しながら、内村先生に「くさやの干物弁当じゃないから、ご勘弁を」と、そんな話を口火に、シュールストレミングの話になり、内村先生曰く「イヌイットの食べ物に、シュールストレミング以上に臭いのがあるらしい。なんで俺、こんなに臭い食い物の話に詳しいんだろう」なんてお話から、京都の「なれずし」の話題になり、それからどんな経緯を経たか忘れたけれども、電総研の話題に飛んだ。
電総研では、イカの巨大神経で「神経回路」を調べていた。「そこでは、実験室に天ぷら用の鍋がおいてあったそうで、しかも、実験用のイカを飼育するために、イカの人工飼育のギネス記録を持たれていたそうですよね」なんて話題を振ったら、内村先生、全部ご存知で。
東大の数理だったかな、僕らがバイブルのようにしていた甘利先生の「神経回路網の数理」も、内村先生はご存知だった。というよりも、甘利先生のお弟子さん(?だったかな)の南雲先生、その南雲先生のお弟子さんが、内村先生の部活の後輩(だったかな)で、先生のよくご存知な方らしくて、神経回路網研究の話題に飛んだ。

今時、「AIのディープラーニングでなんちゃら」の話題に食いついてくる人は多いけれども、「神経回路網の数理」がらみで、ホジキン・ハックスレイの方程式がどうこう、なんていう話題が通じる人なんて、滅多にいない。嬉しかったし、もうちょっと、授業開始まで時間があったり、あるいは、これが居酒屋なんかだったら、いつまで話をしていたかわからないなぁ。数十分だったけれども、話題が飛びまくった。生物物理の領域なのか、ナトカリポンプを逆回しさせるとATPが合成される、なんて、僕は知らなかった。内村先生は、「日本が量子コンピュータを完成させた」報道に思いっきり懐疑的で、というか、あれは「素人を騙す」ようなお役所がらみのご都合の政府報道じゃないか、とお考えのようで、光の干渉を原理(?なの?実は、きちんと理解していない)とするのは、本来の量子コンピュータとは違うぞ(的な、すみません、伝える人間がきちんと理解していないから、これまで書かなかった)というようなお話は、数ヶ月前に再三聞かされていたのだけれど、今、理学部の研究者が、工学部でやるような分野に首を突っ込んでいて、みたいなお話も聞いた。その辺の話題は、井戸端会議、じゃないけれども、世間話としては十分楽しませていただいて、(こんな話題がかみ合う人は、滅多にいない)ここまで話の枕を書いて、このページの本題まで、もう少し。まだ本論じゃない。くどいね。

量子論の、不確定性原理。ハイゼンベルグの式は、位置のデルタと運動量のデルタの積が定数になる、だったと自分は理解している。つまり、端的に言って計測によって状態を確定すれば、状態が変化する、ということを言っていると理解する。量子コンピュータが量子論的に多値を持つことを利用する、なんてことが、本当にできるんですか?多値を持つことなんて、できるんですか?単に「計測」できない、「計測」したら状態が変わるから「わからない」だけで、それを「多値」と呼んでいるだけじゃないんですか?と、いう、極めてど素人っぽい質問をさせていただいた。
江崎玲於奈さんが発見された「トンネル効果」。量子エネルギーのポテンシャルの井戸。電子がすり抜けた先の「出現場所」の確率は、無限遠に近くてもゼロじゃない。ワープ、ですよね。そんなことが起き得るのに、そんな原理をコンピュータに使えるんですか?という話題の振り方。
念のために書くならば、私はこの分野のど素人ですから、本職から猛烈な迎撃を受けるのは覚悟の上で領空侵犯してます。

こんな話題をしていたら、内村先生が、ポロッとおっしゃった。不確定原理の発見に絡んだ、ジョセフソン博士、ジョセフソン効果とかジョセフソン素子を発明された方の興味が、晩年は「心霊現象」の方にいっちゃった・・・と。(やっと本題。)
内村先生には、僕がこんなWEBページを書いているという話を直接したことはない。というよりも、僕は誰一人として、このWEBページの存在を話題に取り上げて直接会話したことはない。「公然の秘密」みたいな、不思議な自己表現。そこに来たかぁ、と思った。その辺で、タイムアウト。「そろそろ授業が始まりますね。」と(実際にそういう時間だったので)それぞれ教室に向かう感じになった。さてと、ようやっとここからがこのページの本題。

万有引力の法則を発見されたアイザック・ニュートンは、カイトロンというお名前の9次元神霊だと、「師匠」が講演会でおっしゃっている。以前一度だけ、カイトロン(様)ご本人の意識を受け取って、講演されたことがあった。また、ニュートンがなされた仕事について、これも一度だけ、講演会で聞いた覚えがある。カイトロン(様)は、自然科学を「神の意識」に結びつける仕事をされるつもりでニュートンとして肉体を持たれたはず、だった、(と、自分は記憶している。師匠の講演会CDで、この日の話題を聞き返したなら、これと異なる表現をされていたかも知れないので、私の理解間違いがあるかも知れない。ただ、聞き返そうにも、もう600回を超えている講演会のCDのどの回だったかがわからないと、探しようがないので・・・確認できないまま、書き続ける。)
自然科学は、「心霊現象」と決して「相容れない」学問分野ではない、はずだと私は理解している。心霊を知覚できる人が少なすぎるだけ。プリンキピアでは、そこを埋めるはず、だったのに、自然科学に終始してしまった、と、師匠はその点に不満をおっしゃられたように、記憶している。(相当な記憶違いがあるかも知れない。)

ジョセフソン博士も、あれ程の業績をあげられた方なら、間違いなく6次元以上だろうと思う。そして、6次元以上の方が仕事をされる際は、「上」からの意識を受け取る場合も少なくない。手塚治虫氏は6次元の方で、上からの意識で書かれた作品も少なくないと聞いた。超能力を使う三つ目族は実在した。チャクラはその名残。詳細は、勉強会のメンバーにお聞きください。なぜ三つ目族が滅亡させられたかも講演会で聞いた。6次元の方の中には、神の実在を確信した上で、「上」からの意識をこの現象界に伝えようと覚悟して肉体を持たれる方も少なくないだろうと思う。だとしたなら、ジョセフソン博士が晩年、「心霊現象」の方にシフトされたとしても、何の不思議もないだろうと、私は思った。思ったけれども、なかなかこうした話題は、面と向かって自分の周囲の方とは会話できない。ごめんなさい、わたし、とってもシャイですから。
なかなかなぁ・・・師匠の講演会の話題を、日常的に周囲の方に伝えるには、結構ハードルが高いものがあるのも事実で・・・。もういいです。僕はこのスタイルで続ける。本当にもう、蚤の心臓の持ち主なもので・・・実を言えば、私はものすごい小心者ですし。

「脳」の機能や働きは、「意識」の振る舞いとは違う、と私は理解しているけれども、「意識体」の乗り物が「肉体」である以上、当然のように、ヒトとしての意識体を受け入れやすいように「人間の脳」も進化してきたに違いない、と私は考える。(ここは、師匠の講演内容からは、離れています。)
経験した内容は、脳ではなくて魂に刻まれる、とは、師匠はよく講演会でおっしゃる。だとしたら、真のバック・プロパゲーション、人間が行なっているディープラーニングとは、脳の神経回路ではなく、その脳とリンクしている意識体での学習なのかも知れない、と私は考える。

俗にいわゆる「霊」とか、できるだけ「霊」という言葉を使いたくない私は「意識体」と言いたいけれども、私自身は「だって、いるでしょ?」という立場を押し通します。その「意識」の階層性を考えた先に、「電子にも意識がある」なんていうことが「証明」できたらいいな、ということは考える。トンネル効果で、電子が一旦意識体に戻った後、数cm先に現れたとして、その「ワープ先」で、どこまで飛ぼうと思ったのか、それがそのたった一個の「電子」の意志によるとしたら、そこにあるのは「計測の客観性」ではなくて、「電子の主観」だと思う。これは、京大の先生が書かれていた。

そして、これは師匠の講演会の受け売りだけれども、「神」という単語は、地上のすべての言語に存在する。パプアニューギニアの部族語にも、少ない語彙の中に「神」があることは知っている。SIL(Summer Institute of Linguistics; キリスト教の聖書を全世界の言語に翻訳しようとしている団体、だと理解している)の方は、ニューギニアで何人とも行きあっているけれども、キリスト教の「神」を部族語の「神」に訳してもいいんでしょうか、なんていう質問をしたことって、あったかなぁ。改めてその疑問は持った。けれども「神」という単語が全世界にある、と師匠はおっしゃっていた。存在しないものが、それほどに普遍的に「言葉」で扱われることがありますか?という師匠からの問いかけでしたが、皆様方はどのようにお考えでしょうか。
加えて言えば、パプアニューギニアの部族語には「霊」という単語もあった。遺骨収集の際に、ピジン語でのやり取りだったけれども、現地の方の話された単語がピジン語のマサライになったり、英語のスピリットになったりした。「霊」の存在を扱わない「文化」や「風習」はあるんだろうか。文化人類学者に聞いてみないとわからないけれども、「原始宗教」が先か「霊の認知」が先か。知覚できる人は、絶対にいつの時代にもいたはずだと私は考える。

かの、アイザック・ニュートン氏がやりそびれた仕事。僕のごとき低次元にはできようはずもないけれども、でも、挑戦するのは自由。いや、違った。師匠が「神が現象界を作った時の設計理念」なんていう話題を時々講演会で話される(間違っても、師匠以外の口から他人に伝えるな、と釘を刺されている部分)から、僕はそれをこの話題に結びつけて考えているだけ。こうして師匠が肉体を持たれなかったなら、描写すること自体が困難な話題だったのかも知れない。だとしたら、僕は「挑戦」しているんじゃない。ただ淡々と、師匠が講演会で話された内容を、可能な限り忠実に、ただし、私自身が経験して、考え抜いた内容と重ね合わせて、他人に伝えようとしている。それだけだった。これは「挑戦」じゃない。そして、自分自身の経験、自分自身で考え抜いた内容を話すことならば、師匠も容認して下さっているはず。(間違いがあったなら、どこからか茶々が入るだろう。もし、とんでもない間違いがあったら、僕自身が「突然死」するだけ。「これ以上は、もう止めろ、」と。止めていただけるのならば、むしろ安心して続けられる。)

自然科学系の人間が、「心霊現象」の方にシフトしたら、いけないんですか?むしろ、自然な流れじゃないんですか、と言いたかったけれども、気の小さい私は言えなかった。意味もなくタブー視されている気がする。意味のない、先入観や偏見に基づくタブーなら、そんなタブーは要らない。

内村先生と交わしたみたいな会話を、誰とでもできる訳じゃない、ってことはよく理解している。いつか、今日書いたみたいな話題も普通に持ち出せるといいのだけれど、普通は浮いちゃうからなぁ・・・自分の気の小ささを自覚すること、しきり。
ただ、師匠の講演会の話題を持ち出せなかった部分はともかく、内村先生との会話は、とても楽しくて、時間経過の短い午後の數十分(十数分?)だった。
たまにこういうことがあると、また2〜3週間頑張れる気がする。自己確認みたいなもんですね。
一粒で300m