全ての職業を魅力あるものに

こんなページを見つけた。

水道法・入管法改正、なぜ野党の批判には説得力がないのか
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2018/12/post-1051.php

本質的な部分は、いつだって議論されない。なんか、そんな気がする。
あれね、ご飯論争。
元ネタを見てはいないけれど、あれか?盛り蕎麦も、かけ蕎麦も食っちゃったけど、どっちも「ご飯」じゃないから、「あたしゃ、ご飯なんて食ってない」ってな感じか?いや、確認する気もないので、間違ってたらごめんなさい。

専任教員時代、大学のPRで、高校の進路指導担当の先生に入試案内を渡すために「営業」に行かされたことがあった。とある高校で、進路指導の先生がおっしゃっていた。卒業生には、介護福祉士の資格を取って、介護の仕事に就く人もいるけれども、私はあまり勧めたくない。卒業してから、「生活できない」という愚痴をこぼしにくる卒業生がいる、とか、そんな感じの世間話だったと記憶している。
高卒の介護福祉士の「給料」がいくらかは知らないけれども、かなりハードに働いても、月額10万円とかで、結局、結婚も出来ないし、将来への不安が拭えない、そんな感じの話もあったように記憶している。うろ覚えなので、数字も漠然としか覚えていないけれども・・・

言い訳ですが、訪問するのに自家用車の使用を禁止されていたから(万が一の交通事故の際に、大学が責任を取りたくないからなんだろうと理解するが、そんな感じの責任逃れのルールばかりが多い職場だった気もする。で、)最寄駅から結構な距離を歩いて、汗だくになりながら、ボーッとした頭で当たり障りのない世間話をして、入試のパンフを置いて、そんな状態での会話だったから、印象には残っているけれども、記憶はかなり危なっこしい。でも、確か、こんな感じの会話だった。

看護師さんも大変だという話はよく聞く。なんでなんでしょうね?行政機関にとっては、介護も福祉も看護も、大して大事な仕事だとは思っていないから、そういう行政になるんだろうか。根本的な「人手不足」の原因は、ここにあるとは思わないんだろうか?日本人にとって魅力のない仕事ならば、それは外国人にとっても同じでしょう?そこから改善する、という努力を怠ってきたから、今のような状態になったんじゃなかろうか。
で、安くこき使って、要らなくなったら帰国させる、なんてことをやっていたら、日本の評判を落とすんじゃないか?このインターネットの時代。すごいことになりそう。

中小企業では人手不足倒産もあると、今日もNHKラジオが何か解説を流していた。中小企業の場合には、いわゆる「下請けいじめ」で、足元を見られてギリギリまで価格を下げられる。当然、社員の待遇だって大してよくは出来ない。よほど「独自の技術」でもあれば別だと思うけれども、「世間一般」で見たら、そんな会社ばかりじゃなく、「別に御社に発注しなくてもいいんですよ。」なんていう殺し文句に泣く泣く「わかりました、それではいくらでやらせていただきます。」と答えざるを得ない会社が、どれほど多いか。誰だって、給料の高い会社で仕事をしたい。当然じゃなかろうか。
で、そういう会社の社長さんだの、人事関係者だのが、ストレスを抱えて、酒を飲んで体調を崩したりなんかすると、財務大臣なんかに、「なんで、そんな奴らの保険料を俺らが負担しなきゃならないんだ」とか言われる。何ていう財務大臣でしたっけか?確か、Ass Holeみたいな発音の人。

パワハラじゃありません?下請けいじめって。セクハラに関していえば、この間ラジオで言ってた。「チョコボール」がセクハラだって!?嘘でしょ、と思ったけど、(それで通じちゃう相手も相手だと思うんだが、)そこまでハラスメントに敏感に騒ぐなら、前出した「別に御社に発注しなくてもいいんですよ。」なんて、どうなのよ、と思う。力関係が歴然としたパワハラじゃないのか?

確かに、構造的な問題で、そう簡単にいかないのはよくわかる。労働関係法の問題ではなくて、個別契約は双方合意に基づく民法の領域だから、「契約した金額」について、殺し文句で脅されて泣く泣くだったとしても、「合意」したならそこには契約の履行義務が生じると思う。(あ、納期・・・自分のことは、棚に上げるとして・・・)とにかく、自民党だか公明党だか、どっちがどうなのかよくわからないけど、安くこき使う側ばかりが支持母体だから、もう強行採決なんて時間の問題でしょ?加えて、今回に関しては、冒頭のNewsweekの記事にもあったけれども、切迫した問題だから、現場ではむしろ歓迎されているらしい。だったら、いいんじゃないのか?強行採決。

ただし、と思う。
数日前かな、これも確かNHKでやっていたけれども、憲法で定める「教育を受ける権利」は「日本国民」に対してのものであって、外国人に対しては自治体の判断に委ねられる、らしい。国って、無責任ですね。

それならば、劣悪な労働環境から逃げ出しました。パスポートを提示したら有効なVisaがないのは歴然としているから、それ以後はまともな仕事に就けない。そういう人たちはどうするんだろうか。
あるいは、在留資格が切り替わったり、一定の期間仕事して永住権を手にしたりして、家族が来日しました。日本語はまともに話せません。子供も教育を受けられません。日本に住むことは出来るけれども、言葉がうまく話せないし、教育も受けていないから、出来る仕事が極めて限られて、結果として仕事がない若い外国人が増えたりしました。そういう人たちはどうするんだろうか。
食うに困った。金に困った。でも仕事は出来ない。さて、どうやって金を稼ぐか。いや、そういう人たちの「参入」を歓迎する「業界」もあったりして。そっちの方がスタンダードになっている国は、少なくない気がする。政治家とか役人って、そういうことは想定しないのか?
何よりも、行政機関がどこも「所在」を把握できない外国人が激増していく、そのリスクは覚悟すべきだろうなと思う。

そもそも、「人手不足」の業界が、魅力のあるものだったら、それほど深刻な「人手不足」にはならないはずで、本質的に解決すべきは、そちらじゃないのか、とは思うが、どちらかと言えば、いくら「問題視」して、いくら騒いでも、政治からは放置されてきた領域なんだろうと思う。その挙句の「外国人労働者」受け入れ。
忘れるんじゃねぇぞ、と思う。彼らだって、人間。高級官僚だの、政治家から見たら、泥臭い仕事をしている奴らは、「後回ししてもいい」という扱いで、そこに人が集まらないなら、「いつでも切り捨てられる労働力を、掻き集めたらいい」という発想なんだろうけれども、たぶん、日本の「人権」問題は、国際的なスタンダードから相当に問題視される状況になるような気がする。

なんて思いつつ、確かに今すぐ「受け入れ」が必要なら、そうするしかないんだろうな、ということも思う。
時間がかかる問題を放置した挙句の、その場しのぎ。
新しい技術を習得するのが面倒だから、ギャンブルで稼ぐ。あるいは、副業が出来ないか、副業なんてしんどいから、サラ金に手を出す。自分たちの待遇が悪くなるのは嫌だから、赤字国債の発行。全く一緒な気がする。

野党にも頑張って欲しいけれども、思わず投票したくなるような主張を展開してくれる政党がないんだもんなぁ。安倍総理がトランプに「歴史的な大勝利、おめでとうございます」とか持ち上げて、海外メディアで散々揶揄されていたらしい。その安倍さんは、「歴史的な在任日数」になりそうで、それは「日本人の選択」の結果だから、仕方ないんじゃないのかな?(私のワープロ、在任日数と打とうとしたら、「罪人日数」と変換しようとした。)

あれか。モリ蕎麦、カケ蕎麦と同じ。「省令に委ねる訳ですから、関係省庁の判断が適切ならば、ご指摘のような問題が起きないように、省令を定めればいいので、問題は起きないと言えます。」なんて答弁をしそうな気がする。(私のワープロ、省令と打とうとしたら、症例と変換しようとした。)治る見込みのないビョーキ。