想定外?想定内?

東電の旧経営陣、改めて無罪主張し結審へ 強制起訴裁判
https://www.asahi.com/articles/ASM3D35LBM3DUTIL002.html

弁護人は「予見可能性が認められないことは明らかで、3人は無罪だ」と述べた。具体的には、「3・11以前にマグニチュード9クラスの地震を想定する知見はなかった」と強調。

ところが、原子力規制委員会では「今後起きうる可能性があることは、すべて想定済み」との立場を貫いていた、と記憶している。「予見可能性がある」どころか、すべて「予見して織り込み済み、だから原子力は安全」との立場だったと思う。だから再稼働の判断をしたんでしょ?矛盾していない?

「予見可能性が認められないことが明らか」なのならば、今後何が起きるかも予見できない、ということではないのか?予見しているのならば、いつ何が起きる、あるいは起きないと断言して、それが覆されたならば、それを「予見」した国の責任者、有識者などなどは、損害賠償額が何兆円になろうが、それぞれが個人で責任を分担するべきではないのか?それほどの責任を負っていることを自覚しての「今後起きうる可能性があることは、すべて想定済みとの立場」なんだろうか?逃げるなよ。国がその立場を貫くならば、この弁護人の主張は国の主張に矛盾するから、言い訳でしかない。東電の旧経営陣だけではなく、歴代の通産省の関係者、有識者も処罰対象ではないのか?

別に、3人は無罪でもいいけれども、だったら原子力は危険なんじゃね?