名画

直近の記憶。ツタヤレンタル。(アマゾンとか、オンラインにしない理由?歯止めが効かなくなるし。)
寝落ちする前の深夜だけに、自主規制。

いい映画だった。「ハクソー・リッジ」
沖縄での日本兵が、すごい描かれ方をしていたけれども、それは主題じゃない。アメリカ兵から見たなら、当然日本兵は、ああいう見え方をしただろうと思う。リアリティを追求した映像がすごかった。「きれいな絵」でヒーローを描きたがるアメリカ映画とは、一線を画していたと思う。
これが戦場だ、と思った。自分がその場にいたならと思ったなら、ホラー映画よりもはるかに、心を蝕む状況が伝わると思う。(経験しないと、わからないんだろうなぁ。僕も今世では経験してないけど。)
ネタバレしたくないので、これ以上は書かないけれども、実在の人物で実話だというデズモンド・ドス氏に感銘した。

もし、アベが憲法第9条を破棄したなら、僕はデズモンドのような行動を取りたい。(ってか、このトシだと、もう足手まといにしかならないか。それ以前に、足手まといにしかならないから、絶対に自分にはお声がかからない人たちが、何かと決断する。)
若い人たちにも、是非、心してこの映画を見て欲しいと思った。これが沖縄戦か、ということも考えた。ハクソー・リッジについては、以上。間違いなく、名画だと僕は思う。

片っ端から、ランダムに「レンタルリスト」に連ねているから、たまたま、ロシア映画の「パトリオット・ウォー」との2枚が届いた。映画の黎明期だと、こんなアプローチなんだろうな。
日本映画の「203高地」だとか、古くは「七人の侍」なんかもそうなんだろうけれども、「爽快感」の落とし所が「勝利」であるのに対して、ハクソー・リッジは、必ずしも戦闘の勝利は見ていて気にならない。(完全に、アメリカ側に感情移入していたけれども。)「戦闘勝利」は、オマケでしかない、そういう描き方だったと思う。

ここのところ、外国映画が重なってる。

韓国映画では、「THE NET」と、「トガニ」。重いけれども。(重いのばっかし)
イギリス映画では、「私は、ダニエル・ブレイク」(日本でもやってそうだ。ってか、「トガニ」も、日本でもありそうな話だけれど。)
アメリカ映画では、「ニュートン・ナイト」も、「リトル・ボーイ」も直近で借りた。なんだか、題材の重なる映画が続く。
スパイダーマンとか、X-menとか、「話題」に振り回されて、ハリウッドなんてあんなのばかりか、と思っていたけれども、ちょっと見直した。
どれも「名画」だと思った。

確か、「O嬢の物語」だとか「チャタレイ」とかも、レンタルリストに放り込んでいたはずなんだが、順番がどの辺なのか。(意固地だから、リストの順番は操作しない。)いや、「題名」だけ知っていて、中身を知らないのはイヤだから、借りただけです。それ以外の興味はありません。(キッパリ!)

師匠が講演会で「エンティティ」を話題にしていた。浮遊霊・地縛霊になる方たちは、生きている時の意識を引きずっているから、「教材」としての解き方は、その辺かなぁ、なんて考えているが、こういう話題を書いても、通じない人が多いから、ただ単に書いてみただけ。「ハクソー・リッジ」をそっちの(オカルト系の)視点で描写したら(見える人だったりしたら、)すごいことになってる。
ただ、私の場合には、エンティティ(Entity)とか言われると、もう、データベースに関する私のコンピュータ関連の授業教材の(記述の正確性の)ことしか思い浮かばないから、たぶん(数カ月以内には届くであろう)映画を観た後でも、その”Entity”という単語に対する反応は、コンピュータ・サイエンス的な視点以外ではあり得ない、という気がする。せっかくだから、その両方を足して2で割って、話題のオチに使ったとしても、コンピュータと霊界の両方の知識を持ち合わせている人が、どれほどいるか、足して二で割った時の「笑いのツボ」が通じる気がしない。

全く、余談ながら、ニューギニア戦では、遺族会の田所会長のお父さんが朝鮮半島召集の部隊だったから、慰霊の際に韓国のご遺族にも声をかけて、僕も慰霊を手伝った。全く同様に、沖縄戦で「残虐な日本兵」として描かれている中に、朝鮮半島出身の人もいたはずだし、同じ事情が、フィリピンでも、ビルマでも、インドネシアでもある。その辺の、もっとはっきり言ってしまえば、「戦争での非人道的な行為」を行なった「日本人」の中に、朝鮮半島出身の人が少なからずいて、逆にその「残虐な日本人」と戦った側には、朝鮮人も韓国人も、(その当時でアメリカ国籍を取得していた人などを除いて)一人もいなかった、という歴史的事実を、朝鮮半島の方々は、どの程度、歴史教育で教えられているんだろうか?すごく疑問に感じる「論説」を見ることがある。歴史について、どこまで正確に知っているんだろうか。
かなりの余談になった。この話題は、このページの主題じゃない。

「ハクソー・リッジ」みたいな映画をハリウッドが作るなら、少しは見直そうかな。
無論、全世界でニーズがあるから、だろうけれども、やたらと銃をぶっ放して、やたらと人を殺して、やたらと車をかっ飛ばして、それで最後はメデタシメデタシ、みたいな映画。そういうのばっかり観ていると、トランプみたいな頭の構造になっちゃう気がする。というより、ハリウッドがトランプを当選させた、そんな気もした。

「情報戦」が主戦場になるなら、人命を軽視した時点で「敗戦」が確定する。そんな時代になって欲しい。
(なんて書いても、プチトランプが世界には溢れているから、いわゆる「テロリスト」には話題が通じない気がするけれども。)