軽いガス

ド素人考え。
京アニ事件の、屋上につながる階段で亡くなった方々の死因。

について、考えたことを書く前に、亡くなられた方々や、関係者の方々、京アニファンの多くの方々と、痛みを分かち合い、亡くなられた方々に心よりの衷心の意を伝えたいと思います。

屋上につながるドアは、開ける状態だった、とニュースで流れていた。19名が折り重なるようにとニュースで聞いて、せめて、その方々だけでも助からなかったのかと思った。
パニック状態で、開けるのに開けられなかった、というコメントもどこかで読んだけれども、もしかして一酸化炭素中毒か、と思って調べてみた。けれども、なかなか知りたい知識にヒットしなかった。
あの状態で、爆発的に煙が充満した場合、どの程度の一酸化炭素濃度になるのか、次に、その濃度の一酸化炭素がどの程度の速度で階段の上部に溜まるのか。(時間が経てば、一酸化炭素は軽いから上の方に集まるのは間違いないけれども、そんな悠長な話ではなかったようだ。)さらに、上部に集まったとして、その濃度の一酸化炭素でヒトの意識が落ちるのに何秒程度かかるのか。この三つの条件がある程度わかったとして、もしかしたら、階段の上に辿り着いたけれども、一酸化炭素濃度が高くて、意識が落ちてしまい、外に出る扉を開ける前に倒れてしまったんだろうか、と思った。助かって欲しかった、だけど、不可抗力だったんだろうと思いたい。

こんな時に、とても不謹慎だとは思うが、亡くなられた方々の、ご遺体が発見された場所ごとに、血液サンプルを残して、消防関係の方々の分析に使えるようにすべきだとも考えた。ご家族の皆様、ファンの皆様、本当にごめんなさい。

話を戻して、そうだとしたら、もしかして、階段の最上部の壁面などに「軽い有毒ガス」を外に逃がすベントがあったなら、意識が落ちることもなく、34名のうち19名は、もしかしたら助かっていた、なんてことはないだろうか、とも思った。助かって欲しかった、と思う。
と思いつつ、これは諸刃の剣だとも思った。ベントがあることによって、空気の流れができて、一気に炎が階段を伝わって逃げる人に襲ってくる、それもあるかも知れないとも思った。この辺は、たぶん、実験してみなければわからないのかもしれない。

気になったのは、テレビで見たあの黒い煙。ガソリンが巻かれた床の素材はなんだったんだろうか。シアン化水素ガス、いわゆる青酸ガスの発生なんかは、なかったんだろうか。

Wikiのシアン化水素のページ

火災によりアクリル製品等が熱分解し、シアン化水素が発生して急性中毒を引き起こすことがあり、一酸化炭素とともに火災時において中毒が発生する原因となっている。 デパート等の火災に際し、落ち着いて避難していた人が突然倒れた事例がある。(長崎屋火災)

床の素材によっては、シアン化水素が発生して、極めて短時間に意識が落ちた、なんてこともあるんじゃないかと思った。HCNの比重は、COとほぼ同じか?軽い?ガソリンに着火した後、短時間に床などの素材が熱に反応してHCNが大量発生した、なんてことはないんだろうか。
こんなことを考えていた。

嫌な世の中だ。今後、通り魔的な無差別犯罪が増えそうな気がしている。今回の京アニの事件、一番嫌なのは、模倣犯が出ることだろうか。「こんな世の中、生きていたって面白くない。どうせなら一人でも多く巻き込んでやる。」こう思って生きている人は、少なくないとも思う。間違いなく多数いる、と私は思う。(お前はどうなんだと、聞かないで欲しい。経験上、共鳴する部分も持っているから、そう感じる。)あんな行動は、僕は絶対に取らないけれども、自身の行動規範なんて、その人次第。

だとしたら、あらゆる側面で、防護策を考えるべきだ。ガソリンが巻かれて着火しても、有毒ガスが発生しにくい床素材。有毒ガスが発生した場合の、建物内の濃度分布。上に集まるなら、どう爆炎を防いで有毒ガスを逃がすか。

およそ、恨みを買うような会社ではないつもりでいても、社員のRF-IDなどを持たなければ、自由に奥には入れない入り口。不審な人物が、一気に建物の中に入ることを防げるような、それでいて、通常のビジネスの訪問客に不快感を抱かせない入り口の構造。

「不審な荷物」を持っている人を見分けるAI画像解析。不審な買い物、買い方をする客を見分けるPOS連携システム。不審な荷物を不審な運び方をする人を、見分けるAI街頭カメラ。何かが起きる前に、事前に監視して警察などが動ける地域社会のコンセンサスや運用ルール。僕なんか、それで職質される場合も出てくるかも知れないけれども、話して分かってもらえるならば、「念のため」ということで、一応は理解を示したい。

こういうことを書くのなんて、嫌だなぁ。人を疑ってる。だけど、助かる命が助かるため、ならば、取れる対策は取るべきだ、という気がする。