ディープラーニング

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190808/amp/k10012028151000.html
富士通 能力次第で年収4000万円も AIなど人材獲得競争激化で

いいなぁ、って、早速やっかんでる私。
それはさておき。

ディープラーニングが後押ししているんだろうと思うけれども、人工知能の第三次ブームがかしましい。

もう、何度も同じことを書いているけれども、ディープラーニングのHidden Layerの意味付けの議論がない、ものすごく浅薄な記事も少なくない気がする。

例が悪いけれども、若手のエンジニアが簡単なWEBサイトを作れるから、その延長で暗号資産を扱う会社を作りました、あるいは、キャッシュレスの会社を作りました、いとも簡単に大金を盗まれました、それに近いことがAIでも起きつつある気がする。

人の脳は、成長過程で「個体発生」は「系統発生」を繰り返し、明暗程度しか識別できない昆虫の脳のレベルから、各階層に意味を持って、おそらく十数階層から何十階層のレベルの認知機構を確立させて来ていると思う。無頓着に階層数を増やせば認識精度は上がる、それは確かにあっても、すべてのLayerで、一定以上の確率で誤認識を行う、その誤認率は「意味付け」がない場合には桁違いに高くなるような気がする。

ノイマン型の「確定論理」の世界ならば、正常動作の確率は100%が原則であるのに対して、AIの場合は、想定された「最適解」の到達確率が9割程度でも良しとされる風潮もあるような気がする。

安易なブームはいいんだけれども、AIの出してくる「トンデモ解答」は、文字通り、桁外れのトンデモ解答となるケースもあるみたいだし。大方の専門家は、学習するデータ数を増やしたり、レイヤの数を増やせばいずれ解決すると考えているみたいだけれど、本質的な「自然知能」との違いを見落としているし、基本のモデルが自然の知能とは違いすぎるから、案外低いところに「限界」があるような気がする。そういうネガティブな、AIに否定的な見解を述べる技術者を、AIのブームに踊っている経営者が採用する訳がなく、まずいんじゃないの、なんてことは思う。

そもそも、自然知能の場合には、認知能力は「生存できるかできないか」で数億年に渡ってふるい分けられ、生き残った性能の遺伝子だけが、さらに上位層の学習用に使われて来ているから、それに近い部分の基礎研究が進まなければ、少なくともクリティカルな領域にはAIは使えないと思う。
多少は、「脳」そのものの研究者の考えも、聞いた方がいいんじゃないかなぁ。

AIブームが第三次なだけに、大惨事の原因とならないことを祈りたい。
私には、対岸の火事だけど。


極めて個人的に、ヒトの脳はインターフェースだと思っている。

ヒトの場合には、受精してから3ヶ月程度の間に「霊体」とのハンドシェークを確立させる。と、理解している。
物質世界での「肉体」は、個々の細胞からそれぞれのレベルの「意識」を持った多層的な集合体として、進化して来ていて、その部分の理解(解釈)は、一般的な生物学的な理解とほぼ合致していると思う。

いささか、SFチックだけれども、エバンゲリオンだの、ガンダムだのの操縦席に座っているのが、僕らの「意識体」であり、肉体はそのエバだのガンダムだのの機体なのかも知れない。師匠はよく、自動車とドライバの関係に例えられていた。(自動運転車、なんてのになってしまうと、この比喩は使えないかも。)

まず、その「脳」自体が極めて高機能で、神経ネットワークは様々なモデルに例えられて来た。僕自身は大学時代は、ペトリネットで認知機能を説明できないか、なんて思っていたけれども、単純なトークンの受け渡し(シナプスからの刺激)だけではなく、シナプス結合での重り係数を加重平均する、なんていう話題になってから、今の、エキスパートシステムでとも、ナレッジベースとも違う、ニューラルネットワークとしての「人工知能」の話題が出て来た。AI学会が設立されたのは、今から40年くらい前、だったと思う。

以来、ブームが来ては去り、ブームが来ては去り、その都度理解が深まっているかと言えば、コンピュータがノイマン型から一向に進化しないのと同様に、基本の部分が何かドラスティックに進化したようには思えない。

進化しなかった理由の一つは、生物の「脳」をコンピュータサイエンスの立場で考えようとする研究者が、いなかったのか(ごめんなさい、僕が知らないだけだと思う、)マイナーすぎて予算がつかなかったのか、(安倍さんなんかが、実用第一で真っ先に予算を削りそうな話題だったし、いや、蓮舫さんだったとしても、二番じゃダメなんですかとか言われて、切られたりしたかも知れないし、)要するに、あんまり、「これは」という話題を見聞きしていない。
極めて物質的な「脳」単体を取り上げたって、今の「人工知能」の基本的なロジックが、あまりにも未完成だと思うのに加えて、ヒトの「知能」の場合には、多分に意識体の存在が絡んでくる、と自分は理解している。ここから先は、生物学的には説明しきれないかも知れない。

いや、人間は、ヒトという意識体が、「人類」という共通の遺伝子を持つ生物種を乗り物として、この地球で、「ある目的」を持って生存している生命種だ、というのが、僕自身の理解であり、この「人という意識体が」という部分は、前面に押し出したい。
そこをグッとこらえて、「意識体」という話題の一切を切り離し、いわゆる「脳科学」のレベルで議論したとしても、今の人工知能の基本的な、ニューラルネットワークのアプローチは、あまりにも杜撰で、漏れが多く、重要な判断を任せるには、問題が多すぎると思う。生活を保証してくれる人がいるなら、論文やら文献やら、プログラムやらを掻き集めて、論証しますけどねぇ、どうせ、誰からも相手にされないから、もう黙る。

ってか、拗ねて絡んでばかりの人生になって久しくて、研究者とか技術者としての最前線復帰は絶対に無理だろうけどなぁ。でもいいんです。
最近、トランプさんとか文さんとか、ツッコミどころ満載のオモチャがたくさんあって、責任なんて何もないから、思いっきり遊べる。

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