乾物専科

今日の偶然の産物のお話。

松尾くんに「最近、事務所で料理作らないんですか」なんて、この間聞かれた。

事務所にあるのは、独身時代からの、もう25年物の自動炊飯器だけ。ただ、台湾なんかでは「電気鍋」として、独立した商品になってるらしい。実際に炊飯以外に煮込んだり、蒸したりなんかにも使えるから、小腹が空いた時とか、体力が落ちたと思った時に牛スジを煮込んだりとか、時々使ってる。

事務所に籠っている時は、基本1日2食。あまり腹も減らない。
ただ、今日はちょっと腹が減ったので、うどんを作って食べた。腹が減ったってことは、体を動かした覚えはないし、多少は、頭を使ったのかも。

冷蔵庫に食材を入れる、ってことはしてない。飲み物を冷やす程度の容量の小さい冷蔵庫だし、そんな食材を買って入れたって、腐らせるのがオチ(だって、ここは事務所)だから、材料は全部乾物。
スーパーだと、農産乾物とか、海産乾物コーナーの乾物ばかり。最近百均でも置いてある。

2Lのペットボトルを乾燥させて、パスタ、うどん、そば、最近は中華麺も棒状の乾麺が出回ってる。味噌や醤油は常温保存で、給湯室に。(炊飯器も給湯室)乾燥食材は、わかめ、ひじき、コブ、シイタケ、小豆、大豆、キクラゲ、唐辛子、切り干し大根、切干し人参、などなど20種類はあるかな。調味料も、和風だし、創味シャンタン、コンソメ顆粒、タイム、バジル、コリアンダー、などなどやはり20種類くらい。百均に置いてある調味料は、気がついたらかなり揃えていた。理科の実験室の棚みたいに、調味料がズラッと並んでる。

今日は炊飯器でうどんを茹でながら、乾燥シイタケを数切れ、放り込んだ。次に、和風ダシを一食分の半分くらい丼にだして(佃煮のりの小瓶に残りを入れてる)、ここまでは記憶がある。考え事をしていて、いつもなら醤油を少々で、お湯でといただけで、そこそこの麺つゆにしてるんだけど、なぜか味噌を少々入れたくなった。うどんを茹でてる自覚がなかったかも知れない。シャンタンも入れた。スイートチリソースも少し入れた。暑かったので、お酢が欲しいと、酢も少々。お湯で暑いうどんスープにするのは嫌だ、と思って、なぜか冷蔵庫で冷やしてあった麦茶(水で戻すタイプのやつ)でスープを割って、ワカメを戻した。その後、バジル、あと何を入れたか覚えていない。(実は、腹減ったとは思っていたけど、食い物のことは何も考えていなかった。)

で、できたうどんスープ、なぜか、間違いなく和風。香りが鼻に抜ける感じで、清涼感が半端なくて、うどんの上に、ワカメとシイタケが乗っていて間違いなくうどん、なんだけれども、自分でいうのも変ですが、すごく爽やかなうどんに仕上がっていた。

こんなことなら、もっと、何を入れたか、きちんと意識しながら作れば良かった、と思ったんだけれども、考え事してなければ、きっとたぶん、和風だしと醤油だけの麺つゆになってたから、やはり偶然の産物か。
途中で、うどんを茹でてるのを忘れてたもんね。間違いなく。

ほんと、時々、何も考えずにこういうことをやるから・・・。同じ味、再現を試みると、きっと絶対に失敗するんだろうなぁ。良くないんですよね、こういう無意識の行動って・・・

今、百均食材のバラエティーがすごい。子供の夏休みの「自由研究」には、もってこい、かもね。

魚の缶詰なんかを組み合わせると、さすがに生野菜は無理だけれども、冷蔵庫不要で、電気が通っていないところでも長期間生活できる食材のバラエティを整えられる。逆に、電気が通っていないような場所なら、野菜には困らない感じだと思うし。

何もなさげな事務所の給湯室ですが、電気が来なくなっても(水は、川から調達するとして)、2週間くらいは食い物には困らない感じ。(カセットコンロがある。)

本当に、自由研究のやりようが、結構ある気がする。