自然の脅威を前にして・・・

ブラジル大統領、仏首脳に「侮辱撤回」要求 G7支援の条件に
https://www.afpbb.com/articles/-/3241752

何だか、品がないなぁ、なんて思った。(自分のことは棚に上げて・・・)
元は確か、これだよな。

マクロン仏大統領がブラジル大統領を批判、今度は妻への「無礼」発言で
https://www.bbc.com/japanese/49479061

僕がどっちを品がないと言ったかについては、敢えてコメントはやめておきます。
人を外観でしか判断できないような人が、国のトップにいるっていうことは、とても怖いことだとは思う。

それよりも、何よりも、アマゾンの森林火災についての認識の甘さ。
問題は、ここでしょうね。

マクロン氏はアマゾンの熱帯雨林で発生している森林火災を「国際的な危機」だと呼び、急先鋒となって世界各国の首脳に対策を呼びかけている。

環境活動家は、ボルソナロ氏の反環境保護的な政策や森林破壊を止めない姿勢が森林火災を加速させたと批判している。

例えば、中国のPM2.5は風に乗って日本にやってくる。
比較的日本は、(たぶん、欧州も)プラスチックのリサイクルなどは徹底できている方だと思う。ただ、マイクロプラスチックの問題は、どこが一番原因を作っているかなどは、もはや二の次になっているかも知れない。

アマゾンの場合には、まだ人類に知られていない貴重な生命メカニズムだとか、「宝の山」が隠されていた可能性があるのに、それが理解できなかったということなんだろうと思う。

トランプが、サイクロンに核爆発で対抗したらどうかと発言したのと同じ。
論より証拠で、アメリカの内陸の竜巻に対して実験を5〜6回、繰り返したらよかったんだ。大統領権限で強行したらできたんじゃないのかな。核の根本的な危険性を全く理解できない人間が、地球を何百回も破壊できる爆弾の発射権を握っていることが、明らかになった訳だ。
同様に、森林火災は、生物資源の喪失、二酸化炭素吸収能力の喪失、新薬発見の可能性喪失、その他諸々の損害だということを、全く理解できていない人が、「国土」だという理由で、外部からの干渉を拒否する。なんだか、とてももったいない。

僕は日本人だからだと思うけど、昔からの日本人の価値観は好きだ。自然からは、その時必要なものだけを分けていただく。植物だって動物だって、取りすぎない。中国のサンマ漁への当てこすりでは、ないですけど。
話は逸れるが、中国人の国民性についての僕の理解では、4000年の歴史の中で、為政者が目まぐるしく代わり、通貨が信じられないから金とか宝石のような「政治に依存しない価値」を重んじる傾向があり、かつ、いつ政変が起きるかわからないから、今、何かを収穫できるならば、一気に収穫してしまう、後のことを考えている余裕のない歴史があったのかな、と思う。だから、獲れるだけサンマを獲ってしまう、という考え方が、わからない訳ではないけれども、寸止めにしないと、自然は元には戻らない、とも思う。回復するまで、最低でも3年くらいはかかりそうな気がする。

それは、森でも同じだし、日本に比べたら相当に国土が広いブラジルで、ジャングルを伐採しなければならないとしたら、よほど為政者が、土地などの価値の再分配を行う能力が欠けているか、ということじゃないか、という気がする。自分で自分の無能を吹聴しているようにも、感じた。

ブラジルに限った話ではなくて、欧州に原生林はどれくらいあるのか、なんていう話がある。
ナイル川流域はかつて、緑の生い茂る非常に豊かな森のある土地だった、と理解している。ナイル川の話になると、たぶん「文明」の痕跡を残すまいと判断されて、何度となく大陸が文明ごと沈み、人類史の中で、「サタン」などという象徴的な存在を伝える「言語」だけが、当時はまだ「滅ぼすべき文明」に毒されていなかった地域の生き残りの子孫とともに現代に残った、そうした、地質史の記録にも残らない程の過去の話になるのかも知れない。
ヨーロッパから原生林が消えたのは、中世なのか近世なのか、僕は知らない。そうした知識は、仕込んでない。ただ、ここにも悲しい過去の実相があった。

農作物を育む「土」を作る土中の微生物を、人類の誰かが発明したんだろうか。なんてことを言っても、前述の伯仏両首脳のどちらか一方には、通じるかどうかがわからない。
たぶん、きっと、意識体の世界にしか残っていない人類史で、土中の根粒細菌や、海中の窒素同化の機能を持つプランクトンなどは、遠い人類の祖先がまだ窒素呼吸をしていた頃の痕跡を今に伝える、極めて重要な「生きた歴史」なのかも知れない。酸素は生物にとって、実は極めて毒性の強い気体であり、活動性を高めるためにあえてその毒性の強い気体を体内に取り込むように、生物が進化を続けて来た、と僕は理解している。タンパク質と酸素の関係も、自然科学系の人間としてはとても興味深いけど。(生物学の素養のある人が、師匠の講演会のその部分を耳にしたら、もっと明確な答えが出るのかも知れないけれども、アマゾンと一緒で、拾い上げられることなく忘れ去られちゃうのかなぁ。)
なんてことを書いてみても、前述の某大統領は、そんなことは可能性すら考えていないに違いない。っていうか、この文章をポルトガル語に翻訳したとして、某伯国大統領に意味が伝わるかどうか、甚だ疑問だ。

マクロンさんも(あ、書いちゃった・・・)もうちょっと、大人になったら?僕は、マクロンさんの結婚話、とても素敵なロマンスだと思った。相手にしなきゃいいんだ。所詮、自分は女の価値を外観でしか判断できない男だと、ご本人が白状した訳だから、そういう話で済ませたらいいんじゃなかろうか。低俗な男にバカにされても、相手に価値が理解できなかっただけの話で、第三者で話を聞いた人が理解力のある人なら、全然「侮辱」にはなっていないと思う。一方で、ボルソナーロ氏が、ご自身が「侮辱」されたと主張するのは、単に「真実を暴露された」と読み替えたらいいだけかも知れない。と、僕は思う。
顔だけじゃ判断できないいい女は、結構知ってる。その価値がわからない男ってのは、残念な男なんだと、マクロンさん、そういう考え方はできませんかね。

話が逸れまくってるなぁ・・・

自然は、神が与えてくれたものだ。無計画に壊すべきじゃないと思う。絶対とは言わない。考え抜いた末に、人類にとってそれが最適だと思うなら、自然の一部を人類のために「改変」しても、理解はしてもらえるんじゃないか、と僕は思う。その辺は、あくまでも「意識」の問題だとも思う。
建前をどう取り繕おうが、心の中で「金さえ儲かりゃそれでいい」と思っていたならば、ロクな結果にはならない。自然を崇敬する意識があるならば、自然もそんなには厳しく振る舞わない。僕はそう感じる。数千万年の過去がそうだった、と理解している。

一方で、人類の目先の欲望だけに竿して、自然をないがしろにしていたら、(アマゾンを燃やすのは、象徴的に見えるけれども、)自然からのしっぺ返しはかなりキツイ気がする。

緯度で30度あたりの温帯とかだと、摂氏で50度に届くような熱波だとか、普通になってくるかも知れない。その反動で、緯度40度あたりだと、摂氏で氷点下30度などの寒波が、普通にくるようになるかも知れない。その両方を取り持つのが、中心気圧900hPaを下回るような大型の低気圧であったり、数日の間に1000mmを超えるような雨であったり、もう、なんでもあり、なんていう感じになりそうな気がする。日本なんて割と複雑な地形をしているから、どちらかの傾向が一気に出る発現確率は低いとしても、陸地面積の広い国ほど、こうした傾向は顕著に出るような気がする。たぶん、陸地面積の広さ・単調さと、気候変動の極端さは、シミュレーションなんかしても説明できるような気がする。

師匠の講演会で、私が理解している範囲で書くなら、地球だって意識体だから、人類が考え方を改めたなら、過激な振る舞いは控えてくれそうな、気がする。僕は、そう理解している。
いや、聞く耳を持ってくれなそう人が、とても多そうな気がするから、書いてみただけです。気にしないでください。