地球連邦

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092200112&g=int
国連で若者気候サミット=「私たちを止められない」

すごいなぁ、こういう時代になったんだ、と思う。
世界各地で400万人、というのが驚く。
うっそぉっとも思ったし、内訳はどうなってんだとも思ったけれども、それにしたって、仮に一桁サバを読んでいたってすごい数字だとも思った。

何故なんだろうと思うにつけ、彼らの切実さに共感する部分もある。
ちょっとだけ自然科学に興味を持って、データとか予測とかを読んでいたら、彼らがこれから生きなければならない人生の時間で、地球がどうなるか、自然災害のスケールアップを目の当たりにして、どれだけ彼ら自身の問題として「地球環境」を考えているか、想像に難くない。
大人が無頓着すぎる。長生きしねぇつもりのジジババが、多すぎるんだろうな。

「共通認識」が持てれば、行動を共にしたり、「大同小異」で協力する環境を作りやすい。
彼らが将来の地球を構成する「中心」になってくれたら、希望のある未来が想像できるかも知れない、なんてことを思う。だって、トランプさんとか、プーチンさんとか、周さんとか、ジョンソンさん(名前を思い出せなくて、ググっちゃった)とか、ニュースを見聞きしていたら、「分断」しか思いつかない。あの人たちを見てたら、将来の地球には希望が持てない。

日本産のアニメの「宇宙もの」で、よく「地球連邦」なんて出てくるけれども、案外、そういう時代が遠くないのかも知れない、なんてことも思ったりした。
でもなぁ、やっぱり、道は相当に遠いかも知れない。(どっちだよ。)

入り口は見えてる。ただ、違いだって少なくない。そのちょっとした「違い」が、これまでは人種差別の元凶になっていた。それが昂じると戦争になる。物欲にまみれて、「あの資源が欲しい」とか、「あの土地は我々のものだ」とかで、今でも殺し合いをやってる。いや、実際の殺し合いにまでいかなくても、殺し合いの道具をチラつかせて、相手とか周囲を恫喝する。加えて、宗教だの、一つの宗教だってその中の宗派の違いだとかで、テロリズム。思想信条で、なんとか主義国家では、個人の権利は制約されるとかで、拷問。そうした行為を非難すれば、国家間対立。

若いうちは、「理想」的な「あるべき姿」を考える。それが、既存のビジネスの都合、いわゆる「大人の事情」だとかにまみれてくると(食うに困って、どこかの会社に就職したら、たぶんそこに染まり、)そうなると、多少「地球環境がおかしくなったって、今自分の働く会社が儲かりゃ、それでいいじゃないか」という発想をするようになる。
敢えて書けば、現実に妥協したとしてもそれは仕方ないのかも知れない。そうなったとしたって、自分責めるべきじゃない。
ただ、一度でも「あるべき姿」を考えたことがあるならば、そういう人がいつか、単なる「若者」ではなくて、責任ある大人になった時に、具体的な解決策を提示して、あるべき姿を模索し、社会を変えていく原動力になることができる、とも思う。
「できる」っていうことは、「やらない」という選択肢もある訳で、そういう大人の方が圧倒的に多かったんだろうなぁ。若い頃「きれいごと」を言っていた人が、いざ管理職というか、社会を動かせる立場になった時に、今度は「きれいごと」をいう若い人を潰す側になる、なんてのも、よくある話かも知れない。
そもそも、それ以前に、「あるべき姿」なんてことは一度も考えなかった大人も、少なくないに違いない。トランプなんて、「偉くなること」と「金持ちになること」しか考えてなかっただろうな。仮に「偉くなった」としても、どうやって「相手を自分に従わせて、服従させるか」という発想しかしない、そこに「自分の力で誰かを幸せにする」なんて発想はないし、「金持ちになった」としたってせいぜい思いつくのは「景色のいい部屋に住む」とか、そんな程度だろうなとも思う。考えたことすらないなら、何も起きるはずがない。

でも、「できる」から、そういう立場になった時に「行動する」人も、出てくるに違いない。400万人も集まったのならば、その中の1000人でも100人でもいいから、いつか大人になった時に、「このままでは、地球はおかしくなる」という未来の「現実」を直視し続けて、社会を変えていって欲しいな、なんて思ったりする。100人いたら十分。1000人もいたら、もう申し分ない、そういう数字だと思う。
「お前は、アメリカの民主党支持者か」とか言われそうだけれども、オバマさんとか、アル・ゴアさんなんかに、彼ら若者を徹底的にバックアップしてもらいたい気がする。

さらに話が膨らんで、例えば「死の商人」。世界のどこかで人殺しが起きて、その道具を売ることで、自分が儲かればそれでいいと思っている人たち。若い人は、それが「悪いことだ」と、考えることができると思う。ところが、年寄りは、他人が死んだって自分が儲かりゃそれでいいと、考える人が少なくない。400万人の中100人でも、それはおかしいと考えたならば、そうした会社を解体して、もっと「誰も殺さないビジネス」に作り変えることが、いつかきっとできると思う。トランプだの見てたらわかると思う。

宗教でも、歴史でも、価値観でも、すべてについて、自分の所属する社会の価値観だけではなく、他の人たちの「価値観」との接点を見つけて、変えることができるところから、どうか変えていって欲しい。

よくある質問なんだろうな。もし「神様」がいるならば、なぜ、手をさしのべてくれないんだ。いや、絶対に干渉はしてくれないと思うな。「自分で気づくこと」を大切にして下さってる。僕はそう考える。そのためには「答え」を教えちゃダメなんだろうとも思う。(日本での受験対策では、考え方以前に、答えの丸暗記を学生に求めてたりも、してはいるんだが・・・)答えだけ教えたって、答えを導き出すプロセスを自分で理解しなければ、意味がない。神様は、「意味のない」ことはなされない、と僕は理解している。偶然は一切ありえない。すべての出来事に意味がある。その意味に気づくことができれば、「世紀の大発見」もあるんだろうし、気づかなければ、何回人間として生まれても、殺し合いしかできない人間で居続ける。
どうか、若い人たちには、「今」の感性を捨てずに、今後、どんな「仲間との違い」を突きつけられても、「仲間との利害の対立」に直面しても、地球全体の問題は地球全体で解決するしかない、ということに、気づいて、行動していって欲しい気がする。

僕ら、若かった頃、どんなアニメや、「原作のドラマ化」なんて見ていても、自分がその中の一人になることなど、想像すらできなかった。だけれども、今回の400万人の中には、僕がまだ十代の頃漫画で読んだ「地球連邦」の設立に、直接関与することができる人も、出てくるんだろうか、なんてことを考えると、やはりちょっとワクワクする。

老婆ならぬ老爺の僕は、老爺心で最後に一言書き加えたい。
仮に、理想と現実とのギャップを埋められない「現実」に直面しても、あるいは、かつての「理想」を完全に忘却してしまった自分にふと気づいて、たまらなく自分が情けなく汚れて見えるようなことが、仮にあったとしても、絶対に自殺だけはしないで欲しい。
絶対に、自殺だけはしないで欲しい、ということと、そして、神も創造主も実在していることは、どうか確信を持って欲しいと願う。僕らの心の中身なんて、全ては上に筒抜けで、「あるべき姿」を考え続けて悩み、現実と奮闘を続けていたなら(その前提のもとで)ありえない「偶然」が連続することだって、あると思う。心の全てを上に晒す覚悟ができていたならば、見られて恥ずかしくない心を持ち続けていられるならば、「偶然」なんて普通に起きると思う。そうなった時に、おそらくいつか、「神の実在」を確信することができると、僕は感じています。

若い人たちが、いつか地球を変えてくれる。なんだか、ちょっといい夢を見させてもらった気がします。
400万人の方々に、お礼を言いたい。どうもありがとう。ちょっと嬉しかった。

ここで、ページを閉じれば、まとまりがつくのに、悪い癖での僕の蛇足。
地球も意識体だと、僕は感じています。地球の意識は、あらゆる生命を育み続ける、僕ら「人格霊」とはちょっと違った意識、だと理解している。(さすがに、そこは僕なんかじゃ、たぶん感じきれない。)だから、僕らが、人間を含めた他の生命を、ないがしろにするような行動をとったり、それ以前にそうした思いを持ったりしたなら、地球の意識が僕ら自身を排除しようとする。昨今の自然災害のスケールアップは、そこに関係しているかもしれない、とも、理解している。だから、逆に言えば、多くの人が「他人」とか、他の地球の生命体(植物も含めて)に対して一定の敬意を持って接するようになれば、それだけでも「自然災害」のスケールは、変わってくる、とも思う。
ぜひ、自然科学の分野でも、実際に起きた「自然災害」と、SNSなんかに書き込まれた「僕らの意識」との因果関係を調べたなら、何十年後かには、なんらかの相関関係が「発見」されるかもしれない。

若い方たち。どうか、自殺だけはせずに、また、他の生命体への一定のリスペクトも忘れずに、どうか、地球を変えていって欲しいな、なんて「期待感」を表明させていただきます。