植物工業

レジ袋に「このレジ袋は、植物由来の材料を使用しています。」と書かれたのを見かけた。

最近、農協の直売所にしばしば足を運ぶようになって、確かに「品揃え」はスーパーとは違って偏っているけれども、逆に言えば「旬の食材」が並んでいるのかな、なんてことも思う。季節外れの野菜を海外から運ぶ。こう言っちゃなんだけれども、グレタさんじゃなくても、なんだか、無駄に二酸化炭素を排出している気がしなくもない。でも、海外の農家にとっては、世界を販路にするというのは、生活を改善する貴重な手段だとも思うから、痛し痒しかなぁ。
最近の「気分転換」は、事務所での料理で、ポテチとかスナック菓子を食べるのと違って、作る過程も気分転換になるし、案外、野菜って糖質も含んでいるんだよなぁ、なんてことも思う。さすがに、僕の腸内細菌も、セルロースまではエネルギーにはできませんが。デンプンと、(あ、確認してない、もし僕の理解が間違っていたら無視して下さい、)分子結合の仕方が違うだけで、ほとんど同じ組成らしいのに、セルロースはエネルギーにできない。話を戻して。

「生鮮野菜」をコンテナで、船便で運ぶ、なんてやってたら、届いた頃には、「どこが生鮮野菜だ」なんて感じになるだろうし。
10年後、20年後じゃなくて、もっと先に、例えば、電力は風力、波力、太陽光などなど、化石燃料や原子力に頼らない形で確保して、世界規模で「鉄道網」が整備されて、日本からだと、例えば福岡と釜山の間は鉄道フェリーに頼るとしても、ユーラシア大陸への、ユーラシア大陸からの輸送は、鉄道が中心になって、(そのころに鉄道が、単位重量を輸送するのに、エネルギーコストが最小かどうかは、わからないけれど、)船便よりも多少は早く大量に荷物を送れるような形で、物流が整備されたとして、その間に「鮮度を保つ」ための技術、なんていうのが開発されたりしないんだろうか。
「冷凍」と「乾燥」以外に、例えば、窒素充填とか(あ、適当に書いてます)植物の生命機能を最小限維持させたまま、代謝を止めるような技術。それができたら、きっと、今よりもっと世界とつながって、もっとみんなが豊かになったりしないだろうか。なんてことを思う。
原子力は、「廃棄物」の安全な処理手法が見つかっていないから、選択肢から排除すべきだ。そもそも、放射性の廃棄物を「安全」に処理するためには、(適当に書くけど、)未来の技術を使ったって、取り出したエネルギーよりもはるかに多くのエネルギーが「処理」に必要になると思う。だって、そもそも、核分裂のエネルギーから出る熱で、水を沸騰させてタービンを回す?牛や馬の数を数えるのに、足の数を数えて4で割る、みたいな話で、あるいは、ムカデが何匹いるか数えるのに、足の数を数えてから、100で割る、みたいあ、そんな効率の悪いやり方しかできていない。直接エネルギーを電力に変換で切うならともかく、直接のエネルギー変換ができないならば、所詮は爆弾くらいにしか使えない技術だと考えて、一旦封印するのが賢明だと僕は思う。
「地層内処分」?個人的に、俺は、そんなの、地球さんを怒らせるだけだと思う。怒らせたらとてつもなく怖い相手だと思うんだが、そんなの気にもかけてない人が多すぎる。将来世代のことも考えないし、「相手国」のことも考えずに、目先の自分の利益のことしか考えない、トランプみたいなのが、世界中に増殖しつつある。自然災害がエスカレートすると思う。今年くる奴、僕はまだ見えてない。でも、師匠は何か仰ってたなぁ。「二酸化炭素」だけが原因じゃない。平気で、あらゆる種類のゴミを出し、誰か(他国、将来世代)の迷惑など考えようともしない、今の人類の意識が問題なんだと思う。話を戻して。

いえね、安倍総理の場合には、「すぐに産業界に役立つ技術以外は、科学技術の研究予算は減らす」なんて感じのことを以前言ってた。そういうのは「研究」じゃないでしょ、と思う。どんな知識が、いつどんな形で役立つか、花開くか、わからない。
僕らは意識していなくても、優れた研究者のインスピレーションなんていうのは、上から意識や知識を送っている場合も少なくないらしい。意識体の世界の住民の方々(僕らも、肉体を抜けたら、過去の全ての記憶を取り戻して、いずれは上に戻る訳だから、今現在、上にいる方々と、僕らは今現在、この物質世界にいる、というだけの違いだと、僕は理解しているけれども、)その、上の方々は、いかんせん、既に、何度となく大陸が沈み、「文明」がリセットされた、その前の記憶すら持っている訳だから、いつ、どんな順番で、どんな知識を地上に下ろしたら将来役に立つか、きちんと伏線を張って、「基礎研究」を固めにこようとされている、僕らの「自分は、今回、これを究めたい」という意識は、実は上とつながっているかも知れない。それなのに、「今役に立つものにしか、予算を回さない」というのは、あまりにも近視眼的な気がする。なんていう説得の仕方をしても、これが実は一番、通じにくい説明かも知れないなぁ。話を戻して。

植物から、有機高分子を抽出して、レジ袋だけではなくて、例えば、コンピュータのCPUの動作をさせちゃう、とか(あ、これは実現しそう。スピードを要しない、IoTみたいな分野では、金属由来のCPUとは別の規格で、棲み分けできそう)、例えば、ユーグレナを栄養豊富な食料品にしたみたいに、植物版のペルチェ効果みたいな、植物版のゼーベック効果みたいな、温度調整の素材に使うとか、あるいは、従来の植物に求めていた、「栄養源」として、だけではなく、「保存」や「輸送」そして「摂取」に最適な「加工方法」とか、今まであまりにも、活用してこなさ過ぎた気がしなくもない。

昔は、日本では「家」の柱、骨格は、木材だったし、屋根も、茅葺とか藁葺きとか、植物だった。野菜みたいな植物だけではなく、木材だって貴重な「工業材料」として研究の対象にできる気がする。どんな加工法があるか。どんな「素材」を抽出できるか。必要最小限の加工で、鉄骨並の強度と、免震ゴム並の柔軟性を持たせた素材に、どう変貌させられるか。植物加工って、ある種のフロンティアじゃないのかな、なんていう気がした。

アメリカや中国が、それこそ、グレタさんに噛み付かれるようなことばかりをやっている(グレタさんが一番噛みつくべき相手は、中国だと僕は思うけど、)その隙に、次世代技術の基礎研究を進めて、いずれは、アメリカや中国から特許権料を巻き上げるような、そういう喧嘩のやり方って、できないものかなぁ、なんて思った。(どうして、あんたは、そうやって、いつもいつも、喧嘩腰になるんだか・・・)

鉱工業じゃない、植物工業として、新しい時代を切り開けませんかね?