イギリスが自由になった、って喜んでいる。
自由って、いいよねぇ。
思えば、企業とか組織に勤めていた時は、時間が自由にならないどころか、発言だって、好き勝手って訳にはいかなかったと思う。
(それを承知で、何でも言いたいことを言ってきたのが私ですが・・・。)さすがに、これだけは、絶対に「言葉にしない訳にはいかない」という話題に、やれ、神様だとか、霊体だとか、そんなのをゾロゾロと書かざるを得ないなぁ、なんて思った時に、大学を辞める決断をしたのは、そんなに「思い切った」ことではなかった。漠然とだけれども、既に20代後半の頃から、必死で自分がどこを目指したらいいのか、模索していた気がする。
無論、建前上「大した年金があてにならないし、生涯現役を選ぶなら、とにかくプログラマの仕事に戻る」というのは、そこそこ説得力あったとは思っている。言いたいことを言ってきた私は、ある意味で、絶対に「准教授」推薦だとか、年俸500万円から上に上がることはあり得ない、その確信もあったし。組織なんて、どこだってそんなもんだと思う。煙たい奴は、潰せばいい、ってのが普通の組織だとも思うし、「自由」ってのは、そうやって潰されることはない環境を自分で選ぶことで、その代わり・・・「サバイバル」だよなぁ。
「より大きな組織」に属すことで、自由はなくても「保険」はかけられる、そんな気がする。「自由」を手にする代わりに、手離したものは「安心感」とか「安定」かも知れない。「自由」を手放した時に、後から感じる「安心感」や「安定」と、「安心」や「安定」を手離したときに感じる「自由」のどちらが大きいかは、きっと個人差か。
僕ら、全ての人間には「神から、自分の判断で行動する自由が与えられた」と、僕は理解している。自由だから、何を決断しようともそれは僕らの勝手だ。麻薬に手を出すのも、不倫をするのも、あるいは人を殺すのも、全て「自分の判断」でできる。
もし、ガチガチの「教義」か何かに従って、「麻薬に手を出してはいけません。不倫をしてはいけません。いうまでもなく、人を殺してはいけません。」それを「教義だから」という理由だけで、何も疑わずに「守った」人がいたとする。
その一方で、自分自身の判断と理解力で、「麻薬に手を出せば、脳細胞が壊れ、種類によっては廃人になる」と理解した上で手を出さない人もいると思う。
脅しじゃなくて、種類によっては、脳神経のシナプス間結合で、最初は、どんどんと「信号伝達物質」が乱発されるのが、1ヶ月も経たないうちに神経細胞間の伝達物質がほとんど出なくなり、完全に「大脳前頭葉死」に近い状態になる、そんな麻薬もある、と読んだ。(これは、30年近く前に、サイエンス誌で、その神経細胞の写真をみた記憶がある。インパクトが強かったので、結構鮮明に覚えているが、細かいところで記憶がデフォルメされているかも知れない。)どういう感じになるか、と言えば、生きてはいるし、食べさせようとしたら自分で「食べる」ことはできても、糞尿垂れ流し。女性なら、レイプされても反応しないし、殴られても怒らない。見た目はともかく、こういうのを「人間」と呼ぶんだろうか、という感じになるらしい。そういうのを、家族とかがどう扱うか、なんだろうなぁ。で、自分で麻薬をやって、自分自身がそういう状態になりたいかどうか、ということもあるとは思う。けど、知らないんだろうなぁ。無知。
程度の差こそあれ、麻薬なんて、どれもそんな感じだと理解している。なんて、偉そうに書いているが、酒もタバコも、依存性があることは理解してますけどね。麻薬ほど激しく脳神経を壊すことはないとも、理解してはいるけれど。
不倫はどうか、殺人はどうか。その結果、相手とか周囲とか、相手の関係者とかが、どう思うか、どう感じるか。それを理解する能力があるかどうか、それらすべてをひっくるめて、「神は自由を与えた」んだろうと思う。
不倫した結果、誰かがこう感じる、ということを理解するんじゃなく、「教義で不倫はいけません、と言ってるから、不倫はしません」とか、殺人した結果(以下省略)。だから、自分は、不倫はしません。盗みはしません、殺人もしません(後略)なぜ、やっちゃいけないかは、わかりませんが、とにかく自分は、「教義を守って」生きて来ました。私は天国に行けますか。
ほんのちょっとした自分を守るための嘘をついたこともなく、誰かを「この野郎、潰してやる」と思ったこともないならば、はい、死んだら真っ直ぐ天国に行けると思います。嘘をついたり、悪意を持った自覚があるなら、地獄に落ちても、そんなに長逗留しないだろうとは、私自身はそう理解しています。実際僕も、相当な回数、相当に深いところに落ちたことはあったと、今現在は自己分析してます。
話を戻して。
「教義」だから、一切「悪いことはしないで生きてきました。理由はわからないけど。」そういう人は、もし、嘘をついたこともなく、悪意を持ったこともないならば、間違いなく真っ直ぐ天国に上がれるんだろうと、私は理解しています。ですけど、意味がわからずに、他人に言われたことを守っただけで「汚れず」に生きてきたのならば、「進化」はしない。
「進化をしない」ということは、どういうことか。例えば、自分の同僚を見て、「あの人、ほんの一言か二言会話をしただけで、お客様が何を欲しがってるかすぐにわかって、完璧な対応をしてる。いつか、あの人みたいになりたいなぁ」なんて思っても、なれません、ということだろうか。
「マニュアル」を完璧に守っていたって、そういう対応ができる人にはなれない、ということだと思う。自分で考え、自分で観察し、意識を最大限に感覚を働かせて、(ここ、強調したい、)大切なことは「自分の判断で、こうしました」という行動を繰り返す。その結果を甘受する。そして、何かを感じ取って掴んで、理解する。それができれば、「進化」できるんだろうと思う。誰かに言われたままに行動しても、それは「進化」にはつながらない。僕はそう理解している。
じゃぁ「進化」して、何かいいことあるの?ってことになるんだろうか。例えば、後藤健二さんとか、中村哲さん。あの方々。肉体を抜けてから、ご自身の生き方を後悔されているかと言えば、案外「後悔」なんてされていない気がする。中村さんの場合「医師」としても活動されていた。ぶっちゃけ、「医者」になるのって、簡単じゃないでしょ?その段階まで「進化」できた人でなければ、たぶん「医者」にはなれない。医学部には合格するだけなら、それほど「進化」していなくてもなれるとは思うけれども、「あの先生に診てもらえれば安心」という医者には、ある程度「進化」した方でなければ、なれないと思う。それが「進化」した「結果」だと、自分は理解している。その先、行き着いた先の方々は、数々の伝説を残されているように思う。普通じゃ考えられないような「実績」を残された方々も、進化される前は、時間をかけて、目の前にいる人を観察し、「自分の判断」を積み重ねて、観察し、判断し、行動し、その結果を甘受し、っていうことを繰り返された結果、その域に到達されたんだろうな、と、私は理解する。そうやって自分の心を悩ませ、掴み取った結果は、全て「次の(肉体を持った時の)自分」に引き継がれる。そういうものだと理解している。
神様が意図された「自由」の本来の意味は、ここにあったんじゃないかな、と、私は理解している。
(ここまでは、師匠の講演内容から、私が理解した内容を展開しました。以下は、私個人の考えです。)
翻って、それは国家も同じだろうと思う。EUは共同体だと思う。共同体を形成した場合の「自由」は、意味が異なってくる。その時の「自由」は、「自分(自国)の利益に基づき、自分(自国)の主張を伝えること」かも知れない、と私は考える。(必死で、考えてはいるんだけれども、適切な答えも言葉も、見つかっていないし、湧いてもこない。僕が僕の指導霊さんに見捨てられたかもね。)
イギリスがEUを脱退した。アメリカが「自国第一主義」に走って、国連への拠出金でごねている。中国はご存知の通り。後は、ロシアか。極めて個人的に、ロシアは未だに「武器輸出」で紛争に乗じて「金儲け」する姿勢を崩していない。シリア支援がいい例で、(イランも、多少は、シリア難民に関して責任を感じて欲しいと思うが、)これで国連のlame duck化が鮮明になる気がする。非常任理事国で、「ロシアが主導する世界」を望む国が、どれだけありますかね?
NGO/NPOで活動されている方々、インターネットをどう使うかを、必死で考えるべきだ。国連と対等に「世界規模」で活動できる「民主的な」(参加者全ての意見を反映できる機構を持っている)組織として、地基(じほ?)を築けるような気がする。GAFAのうちAmazonはベクトルが違いすぎるし、Appleも、創業者亡き後、っていう感じなので、別にして(観察し続けるとして、)GoogleとかFacebookには期待したい。(Lineも斜め45度。)ビジネスがどうこうじゃなく、創業の理念に立ち返って、「どういう世界にしたいか」に、戻って欲しい。アメリカなんて、資金を集めようと思ったら、金儲けしか考えていないトランプみたいなのがとにかく多いから、株主対策が大変だろうとは思うけれども、「世界を動かすべきは、大国家じゃないよね、大企業じゃないよね、僕ら一人一人だよね」という、その辺を実現するために動いて欲しい気がする。「知識は、大切だよね。誰かを説得するための【武器】だよね。だから、ちょっと検索したらその「武器」が手に入る、そういう環境っていうのは、ものすごく「世界を変える」きっかけになるよね」そういった辺りの、創業者の創業の理念に立ち返って、これから、世界をどうすべきなのかに、しつこいようだけれども、繰り返す、googleとかfacebookには、視点を向けて欲しい。
(俺が、何を書いたって、言葉にしたって、意味ねぇよなぁ、なんて思ったら、もう俺も、黙るしかないか。)いいや、言葉を発するだけの、サーバ利用料を支払う程度の金はあるか。(何がどこまで伝わるか、ダメ元で書いてるだけ。)
アメリカが、国連から距離を置いた。金を出さないなら、口を出すな、っていう状況をトランプが作ってくれてる。イギリスはEUを抜けた。自分の頭の上のハエを追うのに精一杯。中国は、(悪いけど、人権問題に向き合わないなら、新型コロナウイルスは、さらに化けるけど、)今、世界情勢どころじゃない。残すは、フランスとロシアか。フランスも「国民の意識」に基づく「人権問題」に直面する。(直近の過去、3回くらい同じ騒ぎが起きてる。国民性が変わらない。)後はロシアか。プーチンさん、自由って、なんなんでしょうね?(安倍総理は、大したことはできないから、この文脈じゃ、突っ込まないけど。)
ヒトは、どれだけマクロに視野を持てるんだろうか。
訳のわからんことを書いてるな、と、自分でも思う。匿名は卑怯だと思うから、僕は自分の名前を晒している。その上で、これだけ訳のわからんことを平然と言葉にして、ネットに晒せる、っていうのは、会社員でもない、大学教員でもない、(稼ぎはないから、四苦八苦しているけれども、)「自由人」であることの特権かも知れないなぁ、なんてことは思う。
これが「僕にとっての自由」