GoToキャンペーン<-- PCR検査「陰性」義務化を!

7時のNHKニュースを見ていた。
完全に、第二波の立ち上がりだな、なんて思った。

感染者数のグラフ
https://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%84%9F%E6%9F%93%E8%80%85%E6%95%B0+%E6%97%A5%E6%9C%AC
Google:「コロナ 感染者数 日本」で検索

結論を先に書けば、キャンペーンから東京都を除外したとしても
※ 地方のコロナ患者が増加し、元々高齢化率が高いから、重症者も多く出る。
–> その結果として、県によっては二桁台の下の方の「受け入れ可能ベッド」が塞がり、地方から医療の逼迫/医療崩壊が起きる。連鎖的に、コロナを受け入れていない病院でも倒産が発生する。
–> GoToキャンペーン開始、1ヶ月以内に「全国の感染者数」が、第一波のピーク、700人台を超え、そのまま増え続けて、日本も一日千人台〜数千人台の感染者を出す国になる。
–> 旅行業界でもクラスターが散発し、あるいは多発して、キャンペーン開始後2ヶ月後には旅行そのものが「怖くてできない」状態に陥る。あるいは、受け入れ側も受け入れを停止する。
–> 結果的に、外食産業、観光業などでは、廃業を決断せざるを得ない方々が多発する。

たぶん、観光業を中心に、トドメを刺す効果をもたらし、医療崩壊をもたらし、経済活動にも相当な打撃を与える結果になるんじゃないか、と、自分には思えた。ここまで行っちゃう、ような気がした。

根拠:感染している方々は、人と会う機会が多い、だけではなく、自分から人と会って会食したり、劇やコンサートなどを見に行ったり、そうした出て歩くことが好きな方が多いのではないか、と私は推測する。全員とは言わないけれど、比率的には高いと考える。同様に、「旅行に行きたい」と思う方々も、同様の傾向がある、と思える。何が言いたいか。母集団が重なる。旅行したがる人、は、全体的に見て、感染者の比率が高いグループに属している、そんな気がする。

https://www.sankeibiz.jp/business/news/200714/bsd2007141809017-n1.htm
Go Toキャンペーンで宿泊施設に参加条件 国交相表明

今日のニュースでも言っていた。

赤羽一嘉国土交通相は14日の閣議後の記者会見で、22日に始める最大半額の旅行費用補助キャンペーン「Go To トラベル」について、一定の感染防止対策を取っていることを参加条件にする考えを明らかにした。

今日は、「受け入れ側、旅行する側、双方に、対策をとっていることを求める」とも言っていたけれども、無理でしょ。誰が対策していることをチェックするの?この短期間に、制度を整えられるの?

実際に、クラスターの発生した劇場は、業界団体のルールを守っていなかった、と、東京都の小劇場の団体が声明を出されていた。

「ルールを守ってくれたら、安心」それは、社会全体の感染拡大防止も同じだけれども、守らない人たちがいる。その人たちが全体に拡散させる中心的役割を果たした、と私は解釈している。半数は、その方々のトバッチリ。監視したり、守らない場合にペナルティを課せるメカニズムを持たない限り、無責任・無自覚な感染が全国に拡散すると思う。

「東京都を除外する」としたら、スケールメリットは相当に落ちるだろうし、言ってみれば、埼玉の県南、千葉の県西部、神奈川の県東部などは、ほぼ東京の一部のような状態で、それなら、東京都だけではなく、一都三県からの受け入れを防ぐってやる?大阪はどうなの?埼玉と大阪は、かなり似たような状況だと思うが、というよりも、埼玉よりも大阪の方が状態は悪いと思うが、関西圏は?
それならば、関西圏、大阪、京都、兵庫も東京都同様の措置の対象にするか?

そうなったら、もはやキャンペーンをやっても、あんまり意味がないんじゃないか?目的地からも除外されたら、規模は5分の1くらいになりそうだ。

もっと明確な基準が必要だと思う。例えば、受け入れ側の観光業者、旅行者ともに、GoToキャンペーンに参加する全員にPCR検査を義務付けて、旅行の直近1週間以内の検査結果が「陰性」であることを証明する書類などを携帯することを義務付ける。これなら、受け入れ側も安心できるし、参加者も安心して楽しめると思う。

ベトナムなどと「相互往来」を再開させた、その際にも「出発国でのPCR検査の陰性証明」を求めていたんじゃないかと思う。

と考えてみたんだけれども、キャンペーンに参加する全員にPCR検査を義務付けられるだけの検査体制が充実しているか、という問題があるのか。

検査体制を拡充しろ、って、私は、1月にも書いた記憶があるし、2月にも、3月にも書いた記憶がある。その頃から、有識者の間では、検査体制の拡充が必要だ、という方と、要らないという方々と、二分された感がある。

新型コロナ対策にPCR検査体制は現状で十分か、どうか、そちらの議論ではない。こうしたキャンペーンの実施に際して、国家間の人の人の移動の再開と同様に、大々的なPCR検査の実施は必要不可欠じゃないか、と思う。もう馬鹿らしいから、PCR検査体制の拡充が必要、なんていう議論は書かない、っていうか、もう手遅れになろうとしているのかも知れないけど。「PCR検査陰性の証明」があれば、受け入れ側の地方も、安心できることは間違いないと思うんだが・・・如何せん、半年経っても、全然PCR検査体制が拡充した、なんて話は聞かないからなぁ。

半年もの間、検査体制を拡充しようとしなかった。その上で、「陰性」の証明ができていない、かなり「陽性」のリスクが高い方々を、全国に拡散させよう、って、あまりにも無謀というか、自殺行為のような気がする。場当たり的。何が「やるべきこと」なのか、全く理解できていない。

おそらく、自民党の支持基盤から「なんとかしてくれ」と悲鳴が上がって、とにかく観光地に人が欲しい、ということになったんだろう。PCR検査という「やるべきこと」はやらなくても、自民党の支持層から何か言われたら、そのまま実行する。安倍体質。

確かに、今のままでも、観光業や外食産業など、半数ぐらいが、今後一年以内に廃業せざるを得ないところまで追い込まれるだろうという気がする。ただ、このGoToキャンペーンを強行したら、多少上向くのは最初の1ヶ月だけで、その後は、むしろトドメを刺して、8割、9割が廃業せざるを得ないような事態に陥る危険性がある、そんな気がする。

朝三暮四なんていう話があったな。今だけよければ、それが嬉しいなら、やったらどうかしら。

なんてこと、書いても無駄だろうなぁ。