Go To

To-Doを書いた後、唐突にあることを思い出した。

その昔、FortranとかBasicには「Go To文」というプログラム行、というか「命令」があって、Go To文では、自由にあちこちに制御を飛ばせた。

ところが、このGo To文は、少なくとも当時のプログラマには「諸悪の根源」みたいに叩かれた時期がある。なぜかと言えば、あまりにも自由にあちこちに制御を飛ばせるものだから、バグが出た時に論理を辿るのが、めちゃくちゃややこしくなる。

GoTo文だらけのプログラムを、当時僕らプログラマは、「スパゲッティ・プログラム」と呼んでいた。一本の「麺」を辿るように、ロジックをクリアにしていかないと、大規模なソフトは組めないのに、スパゲッティでは、麺があまりにも絡み合いすぎていて、一本一本を辿るなんていうことが、極めて困難になる。(うどんでも、蕎麦でも、ラーメンでも、みんな同じかとは思うけれど。)

まるで、Go Toキャンペーンが実施された直後から、経路を辿れない、あたかもスパゲッティが絡み合ったように、一本一本解きほぐすのに、とてつもなく時間がかかって、「感染経路不明」な感染者が大半を占める、いわゆるパンデミックにつながる、まるで、一緒だな、なんて思った。

もし、PCR陰性証明もなしにGoToキャンペーンを実施したなら、9月には、東京だけで連日一千人、全国でも数千人の感染者が新規に確認される、というか、検査能力を追い越す「体調不良者」が溢れて、症状としては明らかに新型コロナなんだけど、検査待ちで、検査を受けられないうちに亡くなって、その人が接触した人も、濃厚接触者にすらならずに、さらに感染を広げる、なんていう事態になるような気がした。

僕は、自分のこの予測が正しかったことを証明したいから、ぜひ、PCR陰性確認なしのGoToキャンペーンを予定通り実施して欲しいと思うな。そうしたら、9月になったら、それみたことか、俺は7月にこの事態を予測していたぞ、と書いてやる。それどころか、今年の1月から、PCR検査件数を増やせ、増やせと、ずっと書き続けていたぞ、と9月になってから、「これで、俺がPCR検査拡充を主張したのは、かこ9ヶ月間に6回目だぞ」と、この一言を書きたい。

安倍総理を「国家に致命的な打撃、人災を巻き起こした主犯」として引退させるためにも、ぜひ、このGoToキャンペーンは、このままで実施して欲しい。