ストリートビュー

一服していて、唐突に、昔「仕上げられなかった仕事の打診」を思い出した。

国立癌センターかどこかの先生から、G社のHさんを通じて打診があった話題。

がん患者のリハビリで、トレッドミルや、エルゴメータなどで「体力の温存」とか「体力の回復」とかを行う場合がある、らしい。その際、長期入院の患者さんなどは、長い間家に帰れないから、リハビリをやっていても、モチベーションが上がらない。

そのため、ご自宅の周辺の画像をビデオで撮影して、トレッドミルなどで走れば、その速度に応じて、自宅周辺の景色が変わるように映し出されて、まるで、ご自宅の周辺を散歩しているような感じの、ビデオ表示と、運動器具との連携はできないか、というお話だった。もう20年近く前。

Googleのストリートビュー。正しく、これが可能だと思う。但し、ストリートビューの場合には、画像の表示がスムーズではなく、走っている際に流れるようにはならない。運動器具の「速度センサ」から、マウス操作に匹敵する信号を抽出して、それをストリートビュー上の「移動」に連動させれば、かなりこれに近いものはできる。しかも、自宅周辺だけではなく、世界中の街を「ジョギング」できる。

最初にストリートビューを見た時、もう、かなり長いこと完全に放置していたこのシステムを試作しようか、と思ったまま、やはり長いこと放置。こういうのは、運動器具メーカさんなんかが、やろうと思えばすぐにできる話題かも知れない。

ただ、Google社に、もう少し、リアルに「走っているときのような画像」が送られるように、(これは、無償ではなく、有償の「配信」サービスのような形でもいいかも知れない、)出力方法を加工していただいて、スポーツクラブとかに販売してはどうだろうかと思った。病院さんの場合には、できれば「割り引き」とか、「無償」とか、にして欲しいとは思ったけれど。

以上、単に思い出したから、吐き出してみただけ。

なんだか、最近、記憶(人生のやり残し)の断捨離というか、在庫整理というか、仕舞いにかかっているような気もするけれど、もう還暦ですからね。

欲張っても、僕にはもうあまり時間がない。次の世代にバトンタッチします。