厄介な隣国

嘘でしょ、というニュースを拾ってしまった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111500201&g=int
中国、「戦争準備」本格化 制服組トップ、態勢転換に言及―台湾などの緊張にらむ

これに関連し、許氏は今月上旬に発行された5中総会の解説書で「受動的な戦争適応から能動的な戦争立案への(態勢)転換を加速する」と訴え、中国軍が積極的に戦争に関与していく方針を示唆した。

最近、習近平氏がおかしい。なんだか、全く余裕がないような気がする。何をそんなに焦っているのか、とも思うし、外交上の失政(孤立化)は言うに及ばず、どんどんと過激になっている。
思うに、真珠湾攻撃の数ヶ月前の日本の軍部、っていう感じなんだろうか。

なぜ、尖閣諸島に執拗にちょっかいを出すか。
もし、尖閣諸島に中国軍の前線基地を建設したなら、台湾侵攻がかなり「やりやすく」なるから、なのかなぁ。素人考えですが。
逆にもし、自衛隊や米軍の基地が尖閣諸島にあったとしたら、沖縄本島にあるのと比べて、中国軍の動きに対する探知能力が飛躍的に向上する、かなぁ。(再び、素人考えですが。ド素人が勝手に書いているので、テキトーにお読みください。)
いずれにせよ、経済的にというよりも、軍事的に位置関係を見たら、尖閣諸島は、どちらにとっても重要な「拠点」になりそうな気がする。

いずれにせよ「戦争立案」なんていう単語を平気で使う人たちに、「日本は、太平洋戦争を反省してない」などとか、言われる筋合いは、カケラもないような気がする。

なんだか、正気を失っているんじゃないか、ということで言えば、他ならぬ某国の大統領。大統領の権力の象徴と言えば、ブラックボックスか。あの人が、いつでも核のボタンを押せるっていうことには、ずっと恐怖は感じる。

で、居座ったり、バイデン氏に適切な引き継ぎを行わないまま、任期が切れたりしたら、中国はどう動くんだろうか。っていうよりも、案外その「隙」を狙ってたりなんかして。何か、陽動作戦を起こして、アメリカの出方を見たり・・・

陽動作戦を起こすとしたら、台湾?っていうよりも、既に領空侵犯を相当な回数行っているらしい。

台湾、中国軍事圧力に反発 中国軍、防空圏に侵入増
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63738130R10C20A9FF8000/

で、そんな中で日本は、アメリカに「尖閣諸島が日米安保の・・・」とかいう確認だけなんだろうか。そんなことはないだろうな、表に出して騒がないだけで、当然、中国の動きには神経質になっているに違いない。

台湾は、日本にとっても大切な「隣人」(公式には、「隣国」という立場は取れないのか・・・)だと思う。私の理解では、中華民国の方が中華人民共和国よりも歴史が長い、のだけれども・・・じゃぁ、中国が台湾に「軍事侵攻」を行った時、日本は何ができるか?って言えば、私の理解では、少なくとも戦闘行動への支援は「何もできない」と思う。自衛隊は「専守防衛」のはずで、尖閣諸島に「侵攻」したならともかく、台湾に対しては、おそらく何もできない。

ただ、尖閣諸島に自衛隊の前線基地を作って、レーダー探知などあらゆる「後方支援」を行うことは、可能なんだろうか?だからって、「尖閣諸島に、自衛隊の基地を作れ」って、そんなの、自民党のタカ派よりも過激な発想かも知れないし。(私が、自民党のタカ派より過激?そういう理解は、やめて欲しい気もするが・・・)

こうして、さかんに台湾を挑発し、インドでも、尖閣でも、国境線を書き換えることにやっきになっている隣国中国に対して、一体どんな「外交圧力」が可能なのか、そちらを考えなかったら、日本は「核の傘から抜け出せ」なんていう議論を提起する資格はないんだろうなぁ。(→→野党)

現実問題に即した、代案の提示。こんなやっかいな命題への「回答」が、トランプの居座りで、もしかしたら現実味を帯びてくる?あり得ない話じゃないような気がする。ことによったら、習近平氏、トランプよりも短絡的な判断をしそうな気がする。(もはや私は、習近平氏の正気をあまり信じていない。)っていうよりも、人民解放軍に自身を支援してもらうために、超えてはならない一線を超える判断をしかねない程、追い詰められている、そんな気もする。

中国がやたらと喧伝する「最新兵器」。おそらくは、カシミールでの戦闘とか、新疆ウイグル自治区あたりを睨んでの「中国軍のプロパガンダ」のビデオが、なにかのニュースで流れていた。テレビで見たか、ネットでみたか、思い出せないけど。それに、ドローンだの、なんだのが出ていた。

ふと思ったんだが、ドローン攻撃なんかの場合、ドローンの上空から「紐」というか「糸」のようなものを大量に降らせる、なんていう防御法はないんかなぁ。(しつこいようですが、素人考えです。しかも、下手な鉄砲100打ちゃ当たる式の、手数の勝負の思いつき。)なんかね、爆発すると「糸」が降ってくるような花火というか、なんというか。それで紐とか糸を降らせる。糸とか紐の構造、材質とか相当に研究の余地はあるだろうけれど、うまく降らせれば、ドローンはうまく飛ばないんじゃないんかなぁ、なんてふと思ったりした。
潜水艦の動きをとめるのに、ロープを流したりするんじゃなかったでしたっけ?漁船なんかが、放置された網というか、ロープのようなものを巻き込むと、結構やっかいなことになると、誰かに聞いたことがあるような気がする。(青年海外協力隊で、パプアニューギニアにいた時に、漁業隊員から聞いた話、だったような気がする。)
プロペラを「かご」のようなもので囲んでも、プロペラが空気を引き込まなければ推力は得られないから、糸とか降らせたりすると、けっこう回避の難しい防御法になるような気がするんだけどなぁ・・・わからん。適当に書いてるだけ。

それと、AIによる「自動攻撃」。画像も含めたセンサーが、AIの入力データになると思うのだけど、画像なんかの場合、下手な「画像認識」だと、ダミーの「写真」でも本物と認識したりするから、ダミーターゲットのハリボテというか、ポスターなんかでも、人間ではあり得ないような誤認識が起きたりなんかして。てか、そもそもが学習データは「画像」で与えたりして、3Dモデルの学習データだと、開発コストがかさみすぎる気もするし。
アルゴリズムによる認識でも、騙されやすいポイントはある。AIも同じで、例えば「ポスターの写真」と「本物」を見分けるように、データを使ってAIに学習させたとしても、逆に本物にポスターっぽい偽装を施すと案外簡単に騙されたりする、そうした落とし穴は、結構あるような気がする。

それ以前に、そもそもが、「まともな精神構造」の人間だったら、「自動機械による、人間への攻撃」なんていうことは、考えないんじゃないかと、私は思いたい。そういうことを平気で国のトップが公言するような国は、政府関係者の脳味噌が、片っ端から腐ってると、私は思う。

半分は冗談で書いているけれども、日本はどんな「最先端技術」であっても、「攻撃」ではなく「防御」に特化して、研究を進めて欲しい、そんな気がする。

とにかく、東アジアの隣国と言えば、某国と、某国と、某国、そして、台湾という隣人がいて。台湾以外は、なんだか、面倒臭い国々ばかりのような気がしなくもないんだが・・・台湾とかって、貴重な親日の友人ですからね。防御技術の提供ならば、いいんじゃないかなぁ。「防御のための技術」も「武器」になるんかなぁ。わからん。
ただ、安倍元総理が、潜水艦を売りたい一心で、武器輸出三原則を、閣議決定だけで覆してしまった。ってことは、かりに「防御の技術」が「武器」であっても、提供は可能ってことになったんだろうか。

トランプなんて、シリアで戦術核を使おうとしたんでしたっけか?正確には記事を読んでいないけど。いやだなぁ。側近だか米軍関係者だかが、核の使用だけは思いとどまるように説得した、っていう記事、あの人の場合、(私の記憶がいい加減だってこともあるけど、)「なんでもあり」の上に、どれがフェイクなんだか、もうよくわからない。

もし、中国が「能動的な戦争立案」を考えているとしたならば、具体的に、どこを相手に、どんな戦術/戦闘を想定しているのか、という疑問も湧いてきた。その戦術/戦闘方法に、「核兵器」の使用は含まれるだろうか、含まれないだろうか。いずれの場合でも、「核の傘」が「能動的な戦闘立案」を妨げるだろうか。

台湾がアメリカの「核の傘」に入っているかは、私は知らない。(調べる気もないけど)核の傘に入っていようがいまいが、核以外の兵器を用いた戦闘行動なら、核によって応戦されることはない、と、中国は「敵を信じ切っている」と考えることができるんだろうか。

核兵器廃絶のためには、まず日本が「核の傘」がなくても安全であることを、特に自民党などに納得させる必要があり、そのために具体的にどう外交を展開するべきか、考える必要があるような気がする。その際、結果的に、平和を求めれば求めるほど、戦争というものが、なぜ、どのように発生し、どのような展開で拡大し、どのような形で収束するのか、戦争そのものを徹底的に理解しなければならない、そんな気もする。
中国とか、北朝鮮は(あぁ、せっかくここまで「某国」だったのに・・・)日本の「平和主義」に対して、「戦争」について研究することを、突きつけているんじゃないか、という気もした。

ですけどね、お願いだから、トランプのアメリカに頼るとか、それがバイデンさんであっても、アメリカに「おんぶに抱っこ」はやめて欲しい気がする。この4年間、アメリカに「おんぶに抱っこ」っていうことは、トランプに「おんぶに抱っこ」してもらっていた、ということな訳だし。やっぱり、基本は自助努力で、つまり、自衛隊が「専守防衛」である以上は、徹底的な「外交攻勢」で、「戦争」から日本を守り切って欲しいと思う。

(なんか、話が妙な方向に転がってしまった・・・。収束しないので、ぶった切る。)

以上


追補

日本に「見えない戦争」を仕掛け始めた中国
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62895

暇がないんで、斜め読みしかしてないけど、(日本の)野党の皆さんには、是非、真剣に読んでいただきたいと思う。

自民党の議論では「戦争」は「兵器によるもの」としての認識しかない気がする。野党の場合、それ以前に、「平和は希求すれば実現するもの」という認識しかない、ような気もする。そうじゃない、と私は考えます。


戦争がなぜ起きるのか、という問いから派生する「問い」は、人間はどこまで愚かなのかという「問い」なんだろうか、と、思った。国家の中枢に近い人物が、人間を殺し続ける機械の開発を公言した中国。愚かと言うよりも、いかに人間が「おぞましい存在なのか」という問いかも知れない。

トランプ大統領は、紛れもなく世界を滅ぼす武器を手にした権力者であり、かつ、自然科学など、(学者のいわゆるところの)物の道理を説いても一切理解しようとしない人物であると思う。その彼を、無条件に信奉する人々が、あれほど先進国と言われたアメリカで、過半数に近い数存在する。これは、恐ろしいことでもあるし、教育がいかに無力かという、前述の「問い」への答えかもしれない気がした。

アメリカと中国という超大国の、トップの「人間としての質」が、この程度。加えて、それを支持する人々。

自分の頭で考えない、誰かがいう「甘い言葉」にすぐに踊らされる。人間の本質。これも、戦争への最短距離なんだろうな。