有志連合

ミャンマー情勢が、一刻を争う感じになってる。内戦突入直前だろうな。
ミャンマー政権、つまり、ミャンマー軍の敵は、全ミャンマー国民。強気なのは、中国やロシアからの武器供与をの確約が取れたから、じゃなかろうか。

【ミャンマー】「雑草は根絶やしに」、抵抗勢力に国軍報道官
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd14a1edd69732e7d4e311ef4110382e0ac7003

民主的なデモだけでは、もうどうにも太刀打ちできない。世界の動きの鈍さは、日本政府などが典型で、自国内の利権を算段して、軍事政権に引導を渡すのを躊躇っている間にどんどんと事態が悪化した。(コロナ対策も同じだろうな。やっと「具体策」が東京などでも動き始めた。遅すぎる。1年近く待った。事なかれ主義と物臭の巣窟。ただ、どんなに遅くとも、動かないよりは動いてくれた方がいい。)

国連安保理が機能しない、なんて、もう相当昔から言われていないだろうか。理由は単純で、「反民主化」の塊みたいな中国政府、というよりも、正確には中国共産党や、ロシアのプーチン政権などが安保理の「全会一致」に居座っている。もう、国連そのものから離れて動くしかないんじゃなかろうか。

昔から、国連安保理が機能しないことは言われていたけれど、昔と今と何が違うか。「現場の状況」が全世界に配信されていることだろうと思う。「こんなにも、政府が残虐なことをやっているのに、『民主主義の国家』は何もしないのか?」という認識が、ミャンマーの国民だけではなく、全世界で共有される、という点が、昔とは明らかに違う。ミャンマー市民の国民感情が世界で共有されている時に、「民主主義国家」が動かなければ、世界の「民主主義国家」の国民が自国の政府に対して不信感を抱く。それは、政治不信の布石になる。
トランプが教えてくれた。馬鹿らしいくらい短絡的に、「そうか、民主主義なんてこんなもんなんだ、結局、銃火器を使って弾圧する奴らが、最後は『正義』になるんだ」という、そうした「教訓」を残すことになる。それだけは、絶対的に避けるべきだと、僕は思う。まさかそんなことが、と思っていたことが、簡単に起きちゃうことを、トランプが教えてくれた。

対「イスラム国」の時にやったように、ミャンマーの危機は「世界の危機」だと認識して、有志連合という形で「民主主義」の「決意」を示すべきじゃないんだろうか。まずは、「有志連合」で、「対中国制裁」じゃなかった、「対ミャンマー経済包囲網」を形成し、中国に対しては「世界市場」を敵に回すのか、という試金石を突きつけて、ミャンマーの軍事政権に圧力をかけるべきだと思う。国連を介していたら、おそらくそれはできない。しつこいようだけれども「民主主義の決意」の問題だと思う。

国際連盟が、その失敗から国際連合へとシフトした。その国際連合が中国やロシアなどの存在のおかげで、今回のようなミャンマー 情勢に対応しきれていないとするならば、まずは、有志連合という形で「民主主義」が大切だと思う国家が中心になってUN(United Nations)ではなく、UDN(United Democratic Nations)という新たな国際組織を創るべきだと思う。当然、加入には国家の政治形態についての制約をつけるべきだ。いうまでもなく中国などは加入できないと思うけれども、これは「内政干渉」ではなく、「価値観を共有するものどうしの、助け合い」でしかなく、民主主義を大切だと思う国家群は、ミャンマーも、その仲間として取り込みたいから、動くのだ、というポジションをとれないもんだろうか。

今日(昨日か・・・)、確かNHKのニュースで見た中では、「我々が本気になれば、自動小銃で1(時間?分?)で500人を殺すことができる」とか、ミャンマー政府の人間が発言していた。
自分たち(軍事政権)が「雑草」だと決め付けた人々は、殺しても構わない、という主張だろうか。だとしたなら、「民主主義を大切だと考える国の人々」が「雑草」だと決め付けた人々(ミャンマーの軍事政権)は、その「雑草」として殺しても構わない、という論法が成立すると思うな。つまり、あなたがたは、「民主主義が大切だと思う人々」からは、「殺されても構わない存在だ」と、自ら認めたことになると思うが、反論を聞きたい気がする。(って、ただ、書いてるだけだけれども。)
こんな詭弁、いくら重ねたって、どうせ通じない。聞くに耐えない。

もはや、国際連合は、中国やロシアの存在を念頭において、段階的にフェードアウトさせるべきだ。
まずは、「イスラム国」の時の対応のように、「有志連合」による行動に軸足を移して、とにかく「機動的」に、対応すべきだと思う。国際連合という「建前」は、もはや、機能不全を起こして、過去のものになったと、中国やロシアが(それ以前に、先見の明を持つトランプが、というべきだろうけれど、)示してくれた、と考えるべきだと、私は思う。

有志連合が取るべき、具体策。まず、武器供与や、兵器の燃料となるエネルギー資源供給の全面停止、などを行うべきだ。
大丈夫。パプアニューギニアでも感じたけれど、「自然」に、地に足をつけて生活している人たちは、外からの「エネルギー供給」が途絶しても、そう簡単には「生活崩壊」しない。北朝鮮と違って、亜熱帯/熱帯だから、「生存」についてはかなり保証されると思う。中国などからは、(世界中の目に晒されながらも、露骨な支援はあるんだろうが、)エネルギー供給は続くんだろうな、と思うけれども、その状況も全世界に配信しながら、「民主主義が大切だと思う有志連合」からは、すべての物資/資材/エネルギー供給を途絶すべきだと思う。

問題は、タイやインドか。タイは、新国王の存在のおかげで、自国自身が民主化では揉めてる。インドは、マクロには「民主主義陣営」として信頼できる存在。バングラディッシュは?拗ねちゃったタロイモは扱いに困るけれども、基本的には「民主主義が大切だと思う国家の有志連合」サイドに付く気がする。ミャンマーは北朝鮮とは違う。国境を封鎖したって、国民の困り方はかなり低い。調節しながら閉めたって大丈夫な気がする。そうなると、あとは「国際社会」が、どこまで「ミャンマー情勢」に「適切」に対処できるか、なんだろうと思う。世界中の人々の目が、事態をつぶさに見ていることだけは、忘れるべきではないと思うし、ここまで「軍事政権による残虐行為」が世界中の目にさらされたのは、初めてじゃなかろうか。
翻って、中国が全世界に張り巡らした「盗聴/盗撮」のネットワークも、うまくタッピングできれば、世界中の「民主化勢力」にとって、「価値観共有」のプラットフォームを作れそうな気が、なんとなくしてきた。

ごめんなさい、睡魔に勝てそうにない。限界。終わる。ほんとうにもう、限界。